[index] CentreCOM 9424T コマンドリファレンス 2.11

SET IP RIP

カテゴリー:IP / 経路制御(RIP)


SET IP RIP INTERFACE=vlan-if [SEND={RIP1|RIP2}] [RECEIVE={RIP1|RIP2|BOTH}] [AUTHENTICATION={NONE|PASS}] [PASSWORD=password]

vlan-if: VLANインターフェース(VLAN-nameかVLANvidの形式。nameはVLAN名、vidはVLAN ID)
password: パスワード(1〜16文字。大文字・小文字を区別する。)


指定したIPインターフェースにおけるRIPの設定を変更する。



パラメーター

INTERFACE: RIPパケットの送受信を行うIP(VLAN)インターフェース。

SEND: 送信するRIPパケットのフォーマット。RIP1はバージョン1形式、RIP2はバージョン2形式で送信する。デフォルトはRIP1。

RECEIVE: 受信するRIPパケットのフォーマット。RIP1はバージョン1形式のみ受信。RIP2はバージョン2形式のみ受信。BOTHはバージョン1、2ともに受信する。デフォルトはBOTH。

AUTHENTICATION: RIP Version2使用時の認証方式。PASSは平文テキストのパスワードによるメッセージダイジェスト、NONEは認証を行わない。デフォルトはNONE。

PASSWORD: RIP Version2で認証を行うときのパスワードまたはキー。AUTHENTICATIONにPASSを指定した場合にのみ有効。



VLAN orangeで送受信するRIPパケットのフォーマットをRIP Version1に変更する。
SET IP RIP INT=vlan-orange SEND=RIP1 RECEIVE=RIP1



関連コマンド

ADD IP RIP
DELETE IP RIP
SHOW IP RIP



参考

RFC768, User Datagram Protocol
RFC791, INTERNET PROTOCOL
RFC792, INTERNET CONTROL MESSAGE PROTOCOL
RFC950, Internet Standard Subnetting Procedure
RFC1058, Routing Information Protocol
RFC2453, RIP Version 2


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