[index] CentreCOM 9424T コマンドリファレンス 2.11
カテゴリー:スイッチング / ポート
SET SWITCH PORT={port-list|ALL} STORMDETECTION [LOWRATEACTION={LINKDOWN|BCASTDISCARD|NONE}] [HIGHRATEACTION={LINKDOWN|BCASTDISCARD|NONE}] [LOWRATETHRESHOLD=1..1048575] [HIGHRATETHRESHOLD=1..1048576] [BLOCKTIMEOUT={10..86400|NONE}]
port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)
受信レート検出のパラメーターを設定する。
パラメーター |
PORT: ポート番号。複数指定が可能。ALLを指定した場合はすべてのポートが対象となる。
LOWRATEACTION: 該当ポートで受信レートが低レートのしきい値(LOWRATETHRESHOLDパラメーターの設定値)を超えた場合のアクション。NONE(何もしない)、BCASTDISCARD(ブロードキャストパケットを破棄する)、LINKDOWN(ポートを物理的にリンクダウンする)から選択する。デフォルトはNONE。LOWRATEアクション実行中に、このパラメーターによって別のアクションを設定した場合は、次回のアクション実行時から適用する。
HIGHRATEACTION: 該当ポートで受信レートが高レートのしきい値(HIGHRATETHRESHOLDパラメーターの設定値)を超えた場合のアクション。NONE(何もしない)、BCASTDISCARD(ブロードキャストパケットを破棄する)、LINKDOWN(ポートを物理的にリンクダウンする)から選択する。デフォルトはLINKDOWN。HIGHRATEアクション実行中に、このパラメーターによって別のアクションを設定した場合は、次回のアクション実行時から適用する。
HIGHRATETHRESHOLD: 受信レートが高レート時のしきい値をKbps(Kilo bit per second)で指定する。デフォルトは819200。
LOWRATETHRESHOLD: 受信レートが低レート時のしきい値をKbps(Kilo bit per second)で指定する。HIGHRATETHRESHOLDより大きい値はエラーとなる。デフォルトは512000。
BLOCKTIMEOUT: HIGHRATEACTIONまたは、LOWRATEACTIONパラメーターで指定した動作が実行された後、自動的に実行前の状態に戻るまでの時間。単位は秒。NONEを指定した場合、自動的に実行前の状態には戻らない。デフォルト300秒。
例 |
■ ポート2の受信レートが819200Kbpsを超えたら、リンクダウンするように設定する
SET SWITCH PORT=2 STORMDETECTION HIGHRATEACTION=LINKDOWN HIGHRATETHRESHOLD=819200
備考・注意事項 |
LINKDOWN、BCASTDISCARDアクションが実行中のとき、BLOCKTIMEOUTが経過する以外に、次のコマンドを実行するとアクションから復旧する(アクションの実行を中断する)。ENABLE SWITCH PORTコマンド、DISABLE SWITCH PORTコマンド、DISABLE SWITCH PORT STORMDETECTIONコマンド。
BCASTDISCARDアクションが実行中のとき、BLOCKTIMEOUTが経過する以外に次のコマンドを実行、または動作を行うとアクションから復旧する(アクションの実行を中断する)。SET SWITCH PORTコマンドのBCASTFILTERINGパラメーター、ポートを物理的にリンクダウンする(ポートからケーブルを抜く)。
高レートのしきい値と低レートのしきい値を同時に超えた場合、高レートのアクションのみ実行する。
関連コマンド |
DISABLE SWITCH PORT STORMDETECTION
ENABLE SWITCH PORT STORMDETECTION
RESET SWITCH PORT STORMDETECTION COUNTER
SHOW SWITCH PORT STORMDETECTION
(C) 2009-2010 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: 613-001210 Rev.C