[index] CentreCOM 9600シリーズ コマンドリファレンス 2.7

ADD FIREWALL POLICY INTERFACE

カテゴリー:ファイアウォール / ファイアウォールポリシー
備考:フィーチャーライセンス AT-FL-02 が必要


ADD FIREWALL POLICY=policy INTERFACE=vlan-if TYPE={PUBLIC|PRIVATE} [METHOD={DYNAMIC|PASSALL}]

policy: ファイアウォールポリシー名(1〜15文字。英数字とアンダースコア(_)を使用可能)
vlan-if: VLANインターフェース(VLAN-nameかVLANvidの形式。nameはVLAN名、vidはVLAN ID)またはPPPインターフェース


ファイアウォールポリシーにインターフェースを追加する。

ファイアウォールポリシーが機能するためには、PRIVATE(内部)とPUBLIC(外部)のインターフェースがそれぞれ最低一つずつ必要。

あるインターフェースを複数のポリシーでPRIVATEインターフェースに設定することはできないが、同じインターフェースを複数のポリシーでPUBLICインターフェースとして設定することはできる。同一ポリシー内にPRIVATEインターフェースが複数存在する場合、PRIVATEインターフェース間の通信は制限されない。



パラメーター

POLICY: ファイアウォールポリシー名

INTERFACE: IPインターフェース名

TYPE: インターフェース種別。PUBLIC(外部)とPRIVATE(内部)がある。ファイアウォールの基本ルールでは、PRIVATEからPUBLICへのパケットはすべて通すが、PUBLICからPRIVATEへのパケットはすべて遮断する。この基本ルールをもとに、ADD FIREWALL POLICY RULEコマンドで独自のルール(通過、遮断など)を追加し、ファイアウォールの動作をカスタマイズすることができる。

METHOD: PUBLICインターフェースの動作を指定する。DYNAMIC(デフォルト)では、ダイナミックパケットフィルタリングにより、PRIVATE側から開始されたセッションに限りPUBLIC側からPRIVATEにパケットを転送する。PASSALLを指定した場合は、ファイアウォールによるフィルタリングは行われない。PASSALLは、スタティックNATを使用するインターフェースで使用する。



ファイアウォールポリシー「protector」の内部側(PRIVATE)インターフェースとしてVLAN「white」を、外部側(PUBLIC)インターフェースとしてVLAN「red」を追加する。
ADD FIREWALL POLICY=protector INT=vlan-white TYPE=PRIVATE
ADD FIREWALL POLICY=protector INT=vlan-red TYPE=PUBLIC



関連コマンド

CREATE FIREWALL POLICY
DELETE FIREWALL POLICY INTERFACE
SHOW FIREWALL POLICY



参考

RFC1631, The IP Network Address Translator (NAT)


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