[index] CentreCOM 9600シリーズ コマンドリファレンス 2.7

SET IP LOCAL

カテゴリー:IP / IPインターフェース


SET IP LOCAL [IPADDRESS=ipadd] [FILTER={filter-id|NONE}] [POLICYFILTER={filter-id|NONE}]

filter-id: フィルター番号(0〜299)
ipadd: IPアドレス


ローカルIPインターフェース(LOCAL)の設定を変更する。

ローカルIPインターフェースは、IPモジュール自体をあらわす仮想的なインターフェースで、本製品自身がパケットを送信するときの始点インターフェース(始点アドレス)として使われる。

ローカルIPインターフェースに割り当てたアドレスは、本製品が送信するRIP、OSPF、PING、NTPパケット等の始点アドレスとして使用される可能性がある。本製品が送信するIPパケットの始点IPアドレスは次のようにして決定される。

1. コマンドで始点アドレスまたは始点インターフェースを明示的に指定した場合は、そのアドレスが使用される。PINGコマンドのSIPADDRESSパラメーターなどがこれに当たる。

2. 1に該当せず、なおかつ、本コマンドでローカルIPインターフェース(LOCAL)のIPアドレスが指定されている場合は、そのアドレスが使用される。

3. 1、2のいずれにも該当しない場合は、パケットを送出するインターフェースのIPアドレスが始点アドレスとして使用される。



パラメーター

IPADDRESS: IPアドレス

FILTER: トラフィックフィルター番号

POLICYFILTER: ポリシーフィルター番号



関連コマンド

ADD IP INTERFACE
DELETE IP INTERFACE
SET IP INTERFACE
SHOW IP INTERFACE



参考

RFC791, INTERNET PROTOCOL
RFC792, INTERNET CONTROL MESSAGE PROTOCOL
RFC950, Internet Standard Subnetting Procedure


(C) 2000 - 2006 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: J613-M6873-04 Rev.E