[index] CentreCOM 9600シリーズ コマンドリファレンス 2.7

SET IP ROUTE

カテゴリー:IP / 経路制御


SET IP ROUTE=ipadd INTERFACE=vlan-if MASK=ipadd NEXTHOP=ipadd [METRIC=1..16] [METRIC1=1..16] [METRIC2=1..65535] [POLICY=0..7] [PREFERENCE=0..65535]

vlan-if: VLANインターフェース(VLAN-nameかVLANvidの形式。nameはVLAN名、vidはVLAN ID)またはPPPインターフェース
ipadd: IPアドレスまたはネットマスク


スタティック経路のメトリックやサービスタイプ、優先度を変更する。



パラメーター

ROUTE: 宛先ネットワークのIPアドレス。MASKと組み合わせて指定する。デフォルトルートの場合は0.0.0.0を指定する

INTERFACE: 本経路宛てのパケットを送出するIPインターフェース

MASK: 宛先ネットワークのネットマスク。デフォルトルートのマスクは0.0.0.0とする

NEXTHOP: ネクストホップルーターのIPアドレス。ダイレクト経路の場合は0.0.0.0を指定する。また、PPPインターフェース側に向けた経路の場合も0.0.0.0を指定できる。

METRIC: RIPが使用するメトリック。METRIC1パラメーターも同じ意味。省略時は1

METRIC1: RIPが使用するメトリック。METRICパラメーターも同じ意味。省略時は1

METRIC2: OSPFが使用するメトリック。省略時は1

POLICY: 本経路のサービスタイプ(TOS)。省略時は0

PREFERENCE: 経路選択時の優先度。小さいほど優先度が高い。複数の経路が存在するときはもっとも優先度の高い経路が使用される。省略時の値はデフォルト経路(0.0.0.0)が360、その他のスタティック経路が60。なお、インターフェース経路は優先度0、RIP経路は優先度100となる



関連コマンド

ADD IP ROUTE
DELETE IP ROUTE
SHOW IP ROUTE



参考

RFC791, INTERNET PROTOCOL
RFC792, INTERNET CONTROL MESSAGE PROTOCOL
RFC950, Internet Standard Subnetting Procedure


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