[index] CentreCOM 9600シリーズ コマンドリファレンス 2.7

SET PIM6

カテゴリー:IPv6マルチキャスト / PIM
備考:フィーチャーライセンス AT-FL-13 が必要


SET PIM6 [ADVINTERVAL={10..15000|DEFAULT}] [BSMINTERVAL={10..15000|DEFAULT}] [JPINTERVAL={1..65535|DEFAULT}] [KEEPALIVETIME={10..65535|DEFAULT}] [PROBETIME={1..65535|DEFAULT}] [SUPPRESSIONTIME={1..65535|DEFAULT}]


PIM6(Protocol Independent Multicast)の各種タイマーを変更する。これらのタイマーはデフォルトで多くの環境に適した設定になっているため、通常このコマンドを使う必要はない。



パラメーター

ADVINTERVAL: (PIM-SMのみ)Candidate-RP-Advertisementメッセージの送信間隔。デフォルトは60秒

BSMINTERVAL: (PIM-SMのみ)ブートストラップメッセージ(BSM)の送信間隔。デフォルトは60秒

JPINTERVAL: Join/Pruneメッセージの送信間隔(秒)(Upstream Join Timer)。デフォルトは60秒。通常は18000秒未満に設定する。

KEEPALIVETIME: (PIM-SMのみ)データトラフィックがなくなってから、(S,G)のJoin状態を削除するまでの時間(秒)。デフォルトは210秒。

PROBETIME: (PIM-SMのみ)RP(ランデブーポイント)からのRegister Stopメッセージを受信できなくなってから、マルチキャストパケットのカプセル化を再開するまでの時間(秒)(Register Probe Time)。デフォルトは5秒。

SUPPRESSIONTIME: (PIM-SMのみ)送信者側DR(代表ルーター)がRPにNull Registerメッセージを送信する間隔(秒)(Register Suppression Time)。Null Registerメッセージは、マルチキャストパケットのカプセル化が必要ないかどうかをRPに確認するためのもの。カプセル化が必要ない場合、RPはRegister StopメッセージをDRに返送する。デフォルトは60秒。



関連コマンド

SET PIM6 INTERFACE
SHOW PIM6



参考

draft-ietf-pim-sm-v2-new-05


(C) 2000 - 2006 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: J613-M6873-04 Rev.E