[index] CentreCOM 9924T/4SP・9924SP コマンドリファレンス 2.9
カテゴリー:スイッチング / ポート
CREATE SWITCH TRUNK=trunk [PORT=port-list] [SPEED={10M|100M|1000M}] [THRASHACTION={NONE|LEARNDISABLE|PORTDISABLE|VLANDISABLE|LINKDOWN}] [THRASHTIMEOUT={NONE|1..86400}]
trunk: トランクグループ名(1〜15文字。英数字とアンダースコア(_)、ハイフンを使用可能。大文字小文字を区別しない)
port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)
トランクグループを作成する。
トランクグループは12個まで作成可能(LACPにより自動設定されたトランクグループを含む)。また、トランクグループの所属ポート数は最大4ポート。
パラメーター |
TRUNK: トランクグループ名。「LACP」で始まる名前は、LACP(Link Aggregation Control Protocol)によって自動生成されたトランクグループ用に予約されているため使用できない。
PORT: トランクに所属するポートの一覧。グループあたりの最大ポート数は4。他のトランクグループに所属するポートやミラーポートは追加できない。また、トランクポートは同じVLANに所属していなくてはならない。
SPEED: トランクポートの通信速度。トランクグループに参加したポートは、ここで指定した速度のオートネゴシエーション(AUTONEGOTIATE)となる
THRASHACTION: 該当トランクグループでMACアドレススラッシング(同一MACアドレスの登録ポートが頻繁に変更されること)を検出した場合の動作。NONE(なにもしない)、LEARNDISABLE(トランクグループ内の全ポートでMACアドレスの学習を停止する)、PORTDISABLE(トランクグループ内の全ポートをディセーブルにする)、VLANDISABLE(スラッシングが発生したVLANに対してのみトランクグループ内の全ポートをディセーブルにする)、LINKDOWN(トランクグループ内の全ポートを物理的にリンクダウンさせる)から選択する。これらの動作は、THRASHTIMEOUTパラメーターで指定した時間が経過すると終了する(通常のポート動作に戻る)。ただし、PORTDISABLE、LINKDOWNの場合は、ENABLE SWITCH PORTコマンドにより手動で動作を終了させられる。また、VLANDISABLEの場合は、ENABLE SWITCH PORT VLANコマンドにより手動で動作を終了させられる。デフォルトはLEARNDISABLE。
THRASHTIMEOUT: MACアドレススラッシング検出時の動作の持続時間(秒)。NONEは無期限を示す。THRASHACTIONパラメーターにLEARNDISABLEを指定している場合、本パラメーターをNONEに変更することはできない。また、本パラメーターをNONEに設定している状態で、THRASHACTIONパラメーターの値をLEARNDISABLEに変更した場合、本パラメーターの値は自動的に1に変更される。デフォルトは1秒。
例 |
■ トランクグループ「aggr1」を作成する。
CREATE SWITCH TRUNK=aggr1
備考・注意事項 |
THRASHACTIONパラメーターの値をVLANDISABLEに変更すると、トランクグループ内の全ポートで自動的にイングレスフィルタリング(SET SWITCH PORTコマンドのINFILTERINGパラメーター)が有効になる。また、VLANDISABLEからそれ以外に変更すると、イングレスフィルタリングが無効になる。
関連コマンド |
ADD SWITCH TRUNK
DELETE SWITCH TRUNK
DESTROY SWITCH TRUNK
ENABLE SWITCH HASH
SET SWITCH THRASHLIMIT
SET SWITCH TRUNK
SHOW SWITCH TRUNK
(C) 2005 - 2014 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: J613-M0581-02 Rev.J