[index] CentreCOM 9924Ts コマンドリファレンス 3.1

SET BOOTP RELAY OPTION82

カテゴリー:IP / DHCP/BOOTPリレー


SET BOOTP RELAY OPTION82 [CHECK={YES|NO|ON|OFF|TRUE|FALSE}] [POLICY={DROP|KEEP|REPLACE}]


リレーエージェント情報オプションを検査するとき、および、同オプションが含まれるパケットを再転送するときの動作を指定する。

本コマンドの設定は、ENABLE BOOTP RELAY OPTION82コマンドで同機能を有効化していないと意味を持たないので注意。



パラメーター

CHECK: DHCPサーバーからの戻りパケットにリレーエージェント情報オプションが付いていることをチェックするかどうか。チェックするよう設定した場合、有効なリレーエージェント情報オプションが含まれていないサーバーパケットは破棄される。チェックしないよう設定した場合は、リレーエージェント情報オプションの有無には関知しない。YES、ON、TRUE(チェックする)とNO、OFF、FALSE(チェックしない)はそれぞれ同じ意味。デフォルトはYES。

POLICY: DHCPクライアントからのパケットにリレーエージェント情報オプションがすでに付加されていた場合、どのような動作をすべきかを指定する。DROPを指定した場合は、該当パケットを破棄する。KEEPを指定した場合は、リレーエージェント情報オプションを変更せずにパケットをそのまま転送する。REPLACEを指定した場合は、リレーエージェント情報オプションを上書き変更してから転送する。デフォルトはREPLACE。



関連コマンド

ADD BOOTP RELAY
ENABLE BOOTP RELAY
ENABLE BOOTP RELAY OPTION82
SET BOOTP RELAY OPTION82 PORT
SHOW BOOTP RELAY PORT



参考

RFC768, User Datagram Protocol
RFC791, INTERNET PROTOCOL
RFC792, INTERNET CONTROL MESSAGE PROTOCOL
RFC950, Internet Standard Subnetting Procedure
RFC951, BOOTSTRAP PROTOCOL (BOOTP)
RFC1542, Clarifications and Extensions for the Bootstrap Protocol
RFC2132, DHCP Options and BOOTP Vendor Extensions
RFC3046, DHCP Relay Agent Information Option


(C) 2005 - 2007 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: 613-000276 Rev.C