[index] CentreCOM 9924Ts コマンドリファレンス 3.1

運用・管理/マネージメントポート(eth0)


本製品には、コンソールターミナルを接続するためのターミナルポート(asyn0)に加え、管理作業専用のEthernetポートであるマネージメントポート(eth0)1ポートが装備されています。

マネージメントポートは、運用ネットワークに影響を与えることなく、ファームウェアや設定ファイルを転送したり、SNMPで情報を取得したりする目的で使用できます。

ここでは、マネージメントポート(以下、eth0)を使用する際の注意事項について説明します。

■ eth0は、本体のスイッチポート/VLANとは独立したインターフェースです。eth0とVLANの間で通信をするには、ルーティングの設定が必要です。

Note - eth0・VLAN間のルーティングはCPU処理になります。

Note - eth0はスイッチポートでないため、ハードウェアパケットフィルターは適用できません。

Note - VLAN側でRIP、OSPFなどを使用している場合は、eth0側の経路も広告対象になります(設定に依存します)。

■ 設定上、eth0はVLANインターフェースと同等の第2層インターフェースとして扱えます。コマンド中でvlan-if(VLANインターフェース)を指定できる箇所は、原則としてeth0も指定できます。

■ ご購入時、eth0にはIPアドレス192.168.242.242が割り当てられており、IPモジュールも有効になっています。これは、ご購入時に用意されているstartup.cfgという名前のファイルが起動時設定ファイルに指定されているためです。

本製品の設定を開始する前には、次のコマンドを実行して、設定がまったくない状態にすることをおすすめします。以下の説明もこれを前提にしています。


■ eth0にIPアドレスを割り当てるには、ADD IP INTERFACEコマンドを使います。


■ eth0側に経路を設定するには、ADD IP ROUTEコマンドを使います。








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