[index] CentreCOM 9924Ts コマンドリファレンス 3.1
MLD Snoopingは、VLAN環境において不要なIPv6マルチキャストトラフィックをフィルタリングする機能です。
MLD Snoopingを使わない場合、マルチキャストパケットはサブネット(VLAN)単位で配送されます。すなわち、VLAN内にグループメンバーが1台でもいると、同一VLAN内のすべてのポートにパケットが転送されてしまいます。
MLD Snoopingを有効にすると、本製品は各ポートで交換されるMLDメッセージ(Multicast Listener Report、Query、Done)を監視して、受信者の存在するポートにだけ該当グループのトラフィックを配送するようになります。
■ MLD Snoopingは、ご購入時の状態(まったく設定を行っていない状態)で有効になっています。
MLD Snoopingはレイヤー2の機能であるため、本製品をレイヤー2スイッチとして使用する場合でも利用できます。次図のように、上位にマルチキャスト対応のIPv6ルーターが存在する場合、特別な設定をすることなくMLD Snoopingを利用できます。
ffXY:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:AABB:CCDD
0 | 予約済み |
1 | ノードローカルスコープ(同一ノード内に限定) |
2 | リンクローカルスコープ(同一データリンクに限定) |
3 | 予約済み |
4 | 予約済み |
5 | サイトローカルスコープ(同一「サイト」に限定) |
6 | 予約済み |
7 | 予約済み |
8 | 組織ローカルスコープ(同一「組織」に限定) |
9 | 予約済み |
a | 予約済み |
b | 予約済み |
c | 予約済み |
d | 予約済み |
e | グローバルスコープ(制限なし) |
f | 予約済み |
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