[index] AT-DC2552XS コマンドリファレンス 2.5.1.1

class

モード: ポリシーマップモード --> ポリシーマップ・クラスモード
カテゴリー: トラフィック制御 / ハードウェアパケットフィルター

(config-pmap)# class {NAME|default}

(config-pmap)# no class NAME

対象ポリシーマップにクラスマップを関連付ける。
no形式で実行した場合はポリシーマップからクラスマップを削除する。

本コマンドを通常形式で実行するとポリシーマップ・クラスモードに移行するが、現状同モードで実行するコマンドは存在しない。
また、no形式で実行した場合はポリシーマップモードのまま移動しない。

ポリシーマップの適用されたスイッチポートでは、ポリシーマップ内の各クラスマップによって受信パケットが分類され、マッチしたクラスマップのアクションにしたがって処理される。

なお、受信パケットとクラスマップの照合は、ポリシーマップにクラスマップを追加した順で行われる。どのクラスマップにもマッチしなかった場合は、各ポリシーマップに存在する暗黙のデフォルトクラスマップによって処理される。

ポリシーマップ・クラスモードからポリシーマップモードに戻るにはexitコマンド（空行でCtrl/Dを押しても同じ）を、特権EXECモードに戻るにはendコマンド（Ctrl/Zキー）を使う。

パラメーター

NAME	クラスマップ名。class-mapコマンドで作成したクラスマップ名を指定すること
default	デフォルトクラスマップ（どのクラスマップにもマッチしなかったパケットの処理を既定する暗黙のクラスマップ）。ポリシーマップからデフォルトクラスマップの設定を削除することはできないので、no形式のときは指定できない

使用例

■ ポリシーマップintraにクラスマップvoipを関連付ける。

awplus(config)# policy-map intra ↓ awplus(config-pmap)# class voip ↓

awplus(config)# policy-map intra ↓ awplus(config-pmap)# no class voip ↓

注意・補足事項

■ 1つのポリシーマップが持てるクラスマップは最大256個。

コマンドツリー

policy-map (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- class（ポリシーマップモード）


関連コマンド

class-map（グローバルコンフィグモード）
end（任意のコンフィグモード）
exit（任意のモード）
show mls qos interface（特権EXECモード）
show policy-map（特権EXECモード）

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