[index] AT-DC2552XS コマンドリファレンス 2.5.3.1

log

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: 運用・管理 / ログ


(config)# [no] log DESTINATION


既定のログ出力先(bufferedログ、permanentログ、consoleログ)を有効にする。あるいは、任意設定のログ出力先(hostログ)を新たに定義する。
no形式で実行した場合は既定のログ出力先を無効にし、メッセージフィルターの設定を初期値に戻す。あるいは、任意設定のログ出力先と関連するメッセージフィルターを削除する。

hostログを新規に定義した場合は、「すべて出力」のメッセージフィルターが自動的に追加される。必要に応じ、log(filter)コマンドでメッセージフィルターを変更・追加して、出力するメッセージを調整すること。

一方、bufferedログ、permanentログ、consoleログは初期状態で定義済みかつ有効であり、メッセージフィルターも設定されている(monitorログも定義済みだが、有効・無効はterminal monitorコマンドで設定するため本コマンドの操作対象外)。


パラメーター

DESTINATION ログメッセージの出力先。hostログの場合は、具体的な出力先(syslogサーバー)も指定する
buffered ランタイムメモリー(RAM)。初期状態で有効に設定されている
permanent 内蔵フラッシュメモリー。初期状態で有効に設定されている
console コンソールポート。初期状態で有効に設定されている
host A.B.C.D syslogサーバー。A.B.C.DにサーバーのIPアドレスを指定する


使用例

■ コンソールポートへのログ出力を無効にする。

awplus(config)# no log console


■ syslogサーバー192.168.10.2宛てのhostログを定義する。本コマンド実行と同時に「すべて出力」のメッセージフィルターが定義され、192.168.10.2にはすべてのログメッセージが送信されるようになる。

awplus(config)# log host 192.168.10.2


注意・補足事項

■ monitorログはterminal monitorコマンドでオン・オフするため、本コマンドでmonitorログの状態を操作することはできない。なお、monitorログの出力条件はlog(filter)コマンドで変更可能。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- log(グローバルコンフィグモード)


関連コマンド

log(filter)(グローバルコンフィグモード)
show log config(特権EXECモード)
terminal monitor(特権EXECモード)



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