[index] AT-DC2552XS コマンドリファレンス 2.5.3.1

運用・管理 / Secure Shell


  - SSHサーバー

Secure Shell(SSH)は、暗号/認証技術を利用してネットワーク経由の端末ログインなどを安全に行うためのプロトコルです。

本製品は、SSHバージョン1とバージョン2のサーバー機能を備えています。認証方式はパスワード認証をサポートしています。

Note - SSHを利用するには、事前にIPの設定が必要です。IPの設定については、「IP」の「一般設定」をご覧ください。

SSHサーバー

本製品のSSHサーバーは初期状態で無効に設定されています。

■ 本製品をSSHバージョン2に対応したSSHサーバーとして動作させるための手順は次のとおりです。
  1. SSHサーバーを有効化するために必要なホスト鍵ペアを作成します。これには、crypto key generate hostkeyコマンドを使います。

    ホスト鍵ペアには次の3種類がありますが、使用するSSHバージョンに対応した鍵ペアが1組あれば、SSHサーバーは動作可能です。ここではSSHバージョン2を使うため、SSHバージョン2対応のRSAホスト鍵ペアだけを作成することにします。

    awplus(config)# crypto key generate hostkey rsa
    Generating public/private rsa key pair.
    Your identification has been saved in /var/ssh_host_rsa_key.
    Your public key has been saved in /var/ssh_host_rsa_key.pub.
    The key fingerprint is:
    5e:6e:98:4a:ff:f7:30:1b:25:d6:bb:06:c9:e7:cb:44 "OpenSSHdv2"
    

    Note - ホスト鍵ペアの作成は、SSHサーバーを初めて有効化するときにだけ行います。

  2. service sshコマンドを実行してSSHサーバーを有効にします。

    awplus(config)# service ssh
    

    Note - SSHサーバーを有効化するとき、ホスト鍵ペアが存在していないと、「Host key not found. Create host key before starting ssh service.」というメッセージが出て、SSHサーバーは有効になりません。
設定は以上です。


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