[index] AT-DC2552XS コマンドリファレンス 2.5.4.1
モード: グローバルコンフィグモード
--> ポリシーマップモード
カテゴリー: トラフィック制御 / Quality of Service
(config)# [no] policy-map NAME
ポリシーマップを作成し、その内容を設定するためのポリシーマップモードに移動する。あるいは、既存ポリシーマップの内容を編集するため、ポリシーマップモードに移動する。
no形式で実行した場合は指定したポリシーマップを削除する。この場合はグローバルコンフィグモードのまま移動しない。
ポリシーマップは、ユーザー定義のクラスマップ(複数)と暗黙のデフォルトクラスマップ(1つ)から構成されるリスト。
ポリシーマップを受信インターフェース(スイッチポートまたはVLAN)に適用する(service-policy inputコマンド)と、ポリシーマップ内の各クラスマップで指定された条件と受信パケットが照合され、マッチしたクラスマップのアクションが実行される。どのクラスマップにもマッチしなかったパケットには、デフォルトクラスマップのアクション(default-actionコマンドで設定)が適用される(照合順序の詳細はservice-policy inputコマンドのページを参照)。
ポリシーマップモードからグローバルコンフィグモードに戻るにはexitコマンド(空行でCtrl/Dを押しても同じ)を、特権EXECモードに戻るにはendコマンド(Ctrl/Zキー)を使う。
NAME |
ポリシーマップ名。最大63文字。使用可能な文字は半角の英数字と記号(スペース、?を除く)。大文字小文字を区別する |
■ ポリシーマップtestを作成する。
awplus(config)# policy-map test ↓ awplus(config-pmap)# |
awplus(config)# policy-map test ↓ % Can't update policy-map because it is attached to some interfaces awplus(config)# interface port1.0.1 ↓ awplus(config-if)# no service-policy input test ↓ awplus(config-if)# exit ↓ awplus(config)# policy-map test ↓ awplus(config-pmap)# |
■ 本コマンドは、QoS機能が無効だと実行できない(初期設定は有効。有効・無効はmls qos enableコマンドで制御)。
■ インターフェース(スイッチポートまたはVLAN)に適用されているポリシーマップは編集・削除できない。
■ ポリシーマップは64個まで作成可能。
configure terminal (特権EXECモード)
|
+- policy-map(グローバルコンフィグモード)
|
+- class(ポリシーマップモード)
+- default-action(ポリシーマップモード)
+- description(ポリシーマップモード)
class-map(グローバルコンフィグモード)
default-action(ポリシーマップモード)
end(任意のコンフィグモード)
exit(任意のモード)
mls qos enable(グローバルコンフィグモード)
service-policy input(インターフェースモード)
show mls qos interface(特権EXECモード)
show policy-map(特権EXECモード)
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