[index] CentreCOM FS808M/FS816M コマンドリファレンス 1.0.1

SET LOG OUTPUT

カテゴリー:ログ


SET LOG OUTPUT [SERVER=ipadd] [SEVERITY=[op]severity]

ipadd: IPアドレス。xxx.xxx.xxx.xxxの形式
op: 比較演算子。小さい[<]、大きい[>]、等しくない[!]、等しい[](何も指定しない)のいずれか
severity: ログレベル(0〜7)。省略するとすべてのログレベルとなる


ログメッセージの出力条件を設定する。ログレベルの各内容と演算子の意味は下記の表に示す



パラメーター

SERVER: syslogのメッセージの転送先IPアドレス(UDPポート番号514)を指定する。syslogサーバーへログを転送する場合、このオプションは必須

SEVERITY: メッセージのログレベル



入力・出力・画面例

Manager > set log output server=192.168.1.1 severity=>5

Operation successful.



表 1:メッセージのログレベル
Lv
呼称
説明
7 CRITICAL きわめて重大な障害が発生している
6 URGENT 緊急を要する情報。障害が発生し、システムの動作に影響を与える(与えた)可能性がある
5 IMPORTANT 管理者の注意を要する重要な情報。障害の可能性がある
4 NOTICE 管理者の注意を要する可能性をはらむ情報
3 INFO 各種イベントの通知。通常運用を示すもので緊急性はない
2 DETAIL 詳細な情報。通常運用時には無視できるが、有効な情報を含む可能性あり
1 TRIVIAL DETAILよりさらに詳細な情報
0 DEBUG デバッグ用のきわめて詳細な情報。大量のメッセージが出力される可能性あり

表 2:演算子(op)と例
演算子
意味
<(以下) SEVERITY=<5 ログレベルが5以下
>(以上) SEVERITY=>5 ログレベルが5以上
!(等しくない) SEVERITY=!5 ログレベルが5以外
なし(等しい) SEVERITY=5 ログレベルが5に等しい



ログレベル0以外のログ情報をメモリーへ保存する
SET LOG OUTPUT SEVERITY=!0



備考・注意事項

ログレベルの設定は、TEMPORARY(メモリー)とSYSLOG共通。ログレベルの設定の変更は、TEMPORARYとSYSLOG両方に反映される



関連コマンド

DISABLE LOG OUTPUT
ENABLE LOG OUTPUT
FLUSH LOG OUTPUT
PURGE LOG
SHOW LOG COUNTER
SHOW LOG OUTPUT
SHOW LOG STATUS




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