[index] CentreCOM FS808M/FS816M コマンドリファレンス 1.0.1

SET SWITCH PORT

カテゴリー:スイッチング


SET SWITCH PORT={port-list|ALL} [ACCEPTABLE={ALL|VLAN}] [DESCRIPTION=string] [MIRROR={BOTH|NONE|RX|TX}] [SPEED={AUTONEGOTIATE|10MHALF|10MFULL|100MHALF|100MFULL}]

port-list: スイッチポート番号(FS808M:1〜8、FS816M:1〜16。ハイフン[-]、カンマ[,]を使った複数指定も可能)
string: ポート名称。SHOW SWITCH PORTコマンドなどで表示されるもので、メモ的に使用する。20文字までの半角英数字、およびシャープ[#]、パーセント[%]、クエスチョン[?]、円マーク[\]を除く半角記号で入力する。空白を含む場合はダブルクォート[”]で囲み指定する。消去する場合は2つのダブルクォートを指定するか何も指定しない


スイッチポートの各種設定を行う
ミラーソースポート、通信モード、受信フレームタイプ(VLANタグあり・なし)などの設定を行う



パラメーター

PORT: 対象となるスイッチポート番号またはALL。ALLを指定した場合はすべてのスイッチポートが対象となる

ACCEPTABLE: 受信可能なフレームタイプ。VLAN(VLANタグ付きフレームのみ。VID=0のプライオリティータグフレームは破棄)かALL(すべて)から選択する。タグなしVLAN所属ポートのデフォルトはALL。タグVLANにしか所属していないポートでは、自動的に本パラメーターがVLANに設定され変更できない

DESCRIPTION: ポート名称。SHOW SWITCH PORTコマンドなどで表示されるもので、メモ的に使用する

MIRROR: ミラーリングするトラフィックの向き。該当ポートをポートミラーリングのソースポートにしたいときに指定する。BOTH(送受信パケット)、RX(受信パケット)、TX(送信パケット)、NONE(ミラーリングしない)から選択する。デフォルトはNONE

SPEED: ポートの通信速度とデュプレックスモードを設定する。デフォルトはAUTONEGOTIATE



入力・出力・画面例

Manager > set switch port=1 speed=100mhalf

Operation successful.



ポート1の通信速度を100MHALFに固定する
SET SWITCH PORT=1 SPEED=100MHALF



備考・注意事項

・トランクグループ所属ポートに対して本コマンドでSPEEDオプションを変更した場合、ポートレベルの設定値は変更されるが、実際の値はトランクグループ全体の設定値のまま変化しない。同ポートをトランクグループから除外した時点で設定値が有効になる

・MIRRORオプションでポートミラーリングのソースポートのトラフィックの向きに、TXまたはBOTHを指定した場合、ソースポートのステータス(リンクダウン、ポートディセーブル)にかかわらず、条件にあったパケットがミラーリングされる



関連コマンド

ACTIVATE SWITCH PORT AUTONEGOTIATE
DISABLE SWITCH PORT
ENABLE SWITCH PORT
RESET SWITCH PORT
SHOW SWITCH PORT




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