[index] CentreCOM FS816S コマンドリファレンス 1.0.0

ADD VLAN PORT

カテゴリー:バーチャルLAN / 概要・基本設定


ADD VLAN={vlan-name|1..4094} PORT={port-list|ALL} [FRAME={TAGGED|UNTAGGED}][GROUP={UPLINK|1..256}]

vlan-name: VLAN名
port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン[-]、カンマ[,]を使った複数指定も可能)
group-number: Protected Port VLANポートの属性をアップリンクにするときは「UPLINK」を、クライアントにするときは、任意のグループ番号(1から256の範囲)を指定


VLANにポートを追加する。
VLAN所属ポートのタグ付き、タグなし設定をする。
ポートを追加するVLANがProtected Port VLANの場合、ポートの属性も指定する。



パラメーター

VLAN: VLAN名またはVLAN ID

PORT: 対象となるスイッチポート番号またはALL。ALLを指定した場合はすべてのスイッチポートが対象となる

GROUP: ポートを追加するVLANがProtected Port VLANの場合、ポートの属性を指定する。ポートをアップリンクに指定したい場合は「UPLINK」を、クライアントに指定したい場合は、任意のグループ番号を指定する。

FRAME: 該当VLANのタグ設定。TAGGED(タグ付き)、UNTAGGED(タグなし)から選択する。デフォルトはUNTAGGED



入力・出力・画面例

Manager > add vlan=test port=1-5

Operation successful.

Manager > add vlan=test port=6 frame=tagged

Operation successful.

Manager > add vlan=exam port=7 group=uplink frame=tagged

 Operation successful.



VLAN「test」にポート1〜5を(タグなしポートとして)割り当てる
ADD VLAN=test PORT=1-5

VLAN「test」にポート6をタグポートとして割り当てる
ADD VLAN=test PORT=6 FRAME=TAGGED

Protected Port VLAN「exam」にポート7をタグ付きアップリンクポートとして割り当てる
ADD VLAN=exam PORT=7 GROUP=UPLINK FRAME=TAGGED



備考・注意事項

■Protected Port VLANの設定には、次の決まりがある

・1ポートにクライアントポートとProtected Port VLAN以外のVLANを重ねることはできない

・1ポートにアップリンクポートと他のグループのクライアントポートを重ねることはできない

・1ポートにクライアントポートと他のグループのクライアントポートを重ねることはできない

・同一グループのクライアントポート(複数)は、ポートグループA(1〜8)またはポートグループB(9〜16)のどちらかに集約する必要がある

・複数のProtected Port VLANを作成する場合、アップリンクに指定すポート番号(複数できる)は、ポートグループA(1〜8)またはポートグループB(9〜16)のどちらかに集約する必要がある

・Protected Port VLANに所属しているポートにポートミラーリングの設定をすることはできない

・Protected Port VLANにIPアドレスを設定した場合、アップリンクポートからは本体宛てにTelnet接続ができるが、クライアントポートから本体宛てにTelnet接続はできない

■VLAN設定を変更、削除するときには、次の決まりがある

・VLANの設定は、ミラーポートの設定の前に行う必要がある。任意のポートのVLANの設定を変更(VLAN追加/削除、タグ付き/タグなしの変更)を行うときは、ミラーポートを一度解除し、VLAN変更後にミラーポートを再設定する



関連コマンド

CREATE VLAN
DELETE VLAN PORT
DESTROY VLAN
SET VLAN PORT
SHOW VLAN




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