[index] CentreCOM FS900Mシリーズ コマンドリファレンス 1.6.0
カテゴリー:運用・管理
DELETE SNMP COMMUNITY=community [TRAPHOST=ipadd] [MANAGER=ipadd] [TRAP={COLDSTART|WARMSTART|AUTHENTICATION|LINK|FAN|TEMPERATURE|VOLTAGE|LOGIN|NEWROOT|TOPOLOGYCHANGE|POE|LOOPDETECTION|STORMDETECTION|EPSR|ALL}]
community: SNMPコミュニティー名
ipadd: IPアドレス。xxx.xxx.xxx.xxxの形式
SNMPコミュニティーから管理ステーション、トラップホスト、生成するトラップの種類を削除する
パラメーター |
COMMUNITY: SNMPコミュニティー名
TRAPHOST: SNMPトラップの送信先ホスト。トラップはここで指定したホストにだけ送信される
MANAGER: SNMPオペレーションを許可する管理ステーション
TRAP: トラップの種類。デフォルトはALL。カンマ[,]を使った複数指定も可能。SNMPエージェント起動時に送出されるトラップ(COLDSTART)、SNMP有効設定時に送出されるトラップ(WARMSTART)、不正なコミュニティー名のSNMP管理マネージャーからのアクセス時に送出されるトラップ(AUTHENTICATION)、インターフェースのリンクアップ/リンクダウン時に送出されるトラップ(LINK)、ファンの回転数の異常時、回復時に送出されるトラップ(FAN)、筐体内温度の異常時、回復時に送出されるトラップ(TEMPERATURE)、筐体電源の異常時、回復時に送出されるトラップ(VOLTAGE)、ログイン/ログアウト時に送出されるトラップ(LOGIN)、STP 動作時において、ブリッジがスパニングツリーの新しいルートになった時に送出されるトラップ(NEWROOT)、STP 動作時において、学習からフォワーディング、または、フォワーディングからブロックに状態遷移した時に送出されるトラップ(TOPOLOGYCHANGE)、PoEポートの電力給電の開始・停止/SET POE THRESHOLDコマンドで設定した値を超過した場合・その状態から戻った場合/Max available Powerを超過した場合・その状態から戻った場合に送信されるトラップ(POE)、LDF検出においてループ検出/アクション実行/アクションのタイムアウト時に送信されるトラップ(LOOPDETECTION)、受信レート検出においてパケットストーム検出/アクション実行/アクションのタイムアウト時に送信されるトラップ(STORMDETECTION)、EPSRにおいて障害の検出と経路の切り替え時に送信されるトラップ(EPSR)、またはすべてのトラップ(ALL)。POEは対応機種(FS900M-PS)のみ指定可能。FANは対応機種(FS900M-PS)のみ指定可能
入力・出力・画面例 |
|
例 |
■ SNMPコミュニティー「public」から管理ステーション(192.168.1.1)を削除する
DELETE SNMP COMMUNITY=public MANAGER=192.168.1.1
備考・注意事項 |
・本システムは、MANAGERに登録されていないホストからのSNMPリクエストには応答しない。ただし、SNMPコミュニティーのOPENプロパティーがYESの場合は、MANAGERパラメーターの設定にかかわらず、すべてのSNMPリクエストに応答する。
・このコマンドをTRAPHOSTパラメーターを指定して実行した場合、設定内容は再起動後に反映される。
関連コマンド |
ADD SNMP COMMUNITY
CREATE SNMP COMMUNITY
DESTROY SNMP COMMUNITY
DISABLE SNMP COMMUNITY
DISABLE SNMP COMMUNITY TRAP
ENABLE SNMP COMMUNITY
ENABLE SNMP COMMUNITY TRAP
SET SNMP COMMUNITY
SHOW SNMP COMMUNITY
参考 |
RFC1157, A Simple Network Management Protocol (SNMP)
RFC1213, Management Information Base for Network Management of TCP/IP-based internets: MIB-II
(C) 2006-2008 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: 613-000325 Rev.F