[index] CentreCOM FS900Mシリーズ コマンドリファレンス 1.6.0

SET PORTAUTH PORT SUPPLICANTMAC

カテゴリー:ポート認証


SET PORTAUTH PORT=port-number SUPPLICANTMAC=macadd [CONTROL=AUTHORISED]

port-number: スイッチポート番号(1〜。単一ポートのみ指定可)
macadd: MACアドレス。xx-xx-xx-xx-xx-xxの形式


Supplicant MAC透過アドレスを登録する。Supplicant MAC透過アドレスは、Single-Supplicantモード、Multi-Supplicantモードのどちらの場合も1ポートに対して10個まで登録できる。
ADD PORTAUTH PORT SUPPLICANTMACコマンドは同義



パラメーター

PORT: 対象となるポート番号。複数ポートを指定することはできない

SUPPLICANTMAC: Supplicant MAC透過アドレスとして登録するMACアドレス。ブロードキャストアドレス、マルチキャストアドレスは設定できない

CONTROL: 手動設定によるAuthenticatorポートの状態。AUTHORISED(認証済み固定)のみを指定可能



入力・出力・画面例

Manager > set portauth port=1 supplicantmac=00-00-f4-11-11-11 control=authorised

Operation successful.



Supplicant MACアドレス(00-00-f4-11-11-11)を登録する
SET PORTAUTH PORT=1 SUPPLICANTMAC=00-00-f4-11-11-11 CONTROL=AUTHORISED



備考・注意事項

・ポート認証設定において、TYPEがAUTHENTICATOR、かつ、CONTROLがAUTOに指定されているポートで、ダイナミックVLAN有効、または、ダイナミックVLAN無効で、タグなしポートとしてVLANに所属しているポートに対して、Supplicant MAC透過アドレスを登録できる。

・ポート認証が有効に設定されていないポートに対して実行した場合、指定されたMACアドレスは本製品の設定にのみ登録され、FDBには登録されない。

・すでにFDBにスタティックエントリーとして登録されているアドレス、他ポートで認証済みのSupplicantのMACアドレスは、Supplicant MAC透過アドレスに登録できない。

・ポート認証設定においてTYPEをAUTHENTICATOR以外に変更した場合、または、CONTROLをAUTO以外に変更した場合、すでに登録されているMACアドレスは設定およびFDBから削除される。

・本コマンドで登録したMACアドレスを違うVLANでダイナミックエントリーとして登録すると設定したエージングタイムと関係なく、約30秒で削除される。



関連コマンド

ADD PORTAUTH PORT SUPPLICANTMAC
DELETE PORTAUTH PORT SUPPLICANTMAC
SHOW PORTAUTH PORT AUTHENTICATOR




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