[index] CentreCOM FS900Mシリーズ コマンドリファレンス 1.6.0
カテゴリー:スイッチング
SHOW SWITCH PORT[={port-list|ALL}] [SUMMARY]
SHOW SWITCH PORT[={port-list|ALL}] [SECURITY]
port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン[-]、カンマ[ , ]を使った複数指定も可能)
スイッチポートの情報を表示する
パラメーター |
PORT: 対象となるスイッチポート番号またはALL。ALLを指定した場合はすべてのスイッチポートが対象となる
SUMMARY: このパラメーターを指定したときは、ポート情報表示フォーマットを一覧形式にする。省略時は、詳細情報を表示する
SECURITY: このパラメーターを指定したときは、ポートセキュリティーの情報を表示する
入力・出力・画面例 |
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Port | ポート番号 |
Description | ポートの説明(メモ)。 |
Status | ポートのステータス。有効(Enabled)または無効(Disabled)。LDF検出機能または受信レート検出機能によって無効にされている場合は、Disabled by Loop/Storm Detectionと表示される |
Link State | ポートのリンクステータス。リンクが確立(Up)または確立していない(Down)。DISABLE SWITCH PORTコマンドのLINKパラメーター指定によりリンクダウンさせた場合はDown by User、LDF検出機能または受信レート検出機能によってダウンさせた場合は、Down by Loop/Storm Detectionと表示される |
Port Media Type | MIB-IIオブジェクトifTypeで定義される物理層インターフェースタイプ |
Port Type (Combo Actual) | ポートの種類。コンボ(共用)ポートの場合は、コンボポートの設定により、次のように表示。FIBERAUTO設定時はリンクしているメディア、FIBER設定時は1000Base-X SFP、COPPER設定時は10/100/1000BASE-T |
Configured speed/duplex | 通信モードの設定値。Autonegotiate、10/100 Mbps Half/Full duplex、Autonegotiate (10/100 Mbps Half/Full duplex、1000 Mbps Full duplex)、1000Mbps, full duplexで表示される。1000Mbps, full duplexはSFPポートが1000MFullに設定されているときに表示。Autonegotiate (1000 Mbps Full duplex)は1000BASE-Tポートが1000MFullに設定されているときに表示 |
Actual speed/duplex | 実際の通信モード。1000Mbps, full duplexはコンポポートが1000MFullに設定され、SFPポートでリンクしているときに表示。Autonegotiate (1000 Mbps Full duplex)はコンポポートが1000MFullに設定され、1000BASE-Tでリンクしているときに表示 |
MDI Configuration (Polarity) | MDI/MDI-X自動切替の設定と実際の極性。MDI/MDI-X自動切替の設定は、Automatic(自動切替有効)、またはManual(自動切替無効)が表示される。実際の極性はカッコ内にMDI、MDIX、-(AUTOMDIの場合でリンクダウン時)が表示される。またコンボポートはNot applicableと表示される |
Acceptable Frame Types | 受信可能なフレームタイプ。すべてのフレーム(Acceptable All Frames)またはタグ付きVLANフレームのみ(Admit Only Vlan-tagged Frames) |
Broadcast rate limit | パケットストームプロテクションのブロードキャストフレームの受信レート(kbps) |
Multicast rate limit | パケットストームプロテクションのマルチキャストフレームの受信レート(kbps) |
DLF rate limit | パケットストームプロテクションの未学習のユニキャストフレームの受信レート(kbps) |
Security Mode | ポートのセキュリティーモード。Automatic、Dynamic Limited、Limited、Securedのいずれか |
Learn Limit | 学習可能な送信元MACアドレス(ダイナミックエントリー)登録数の上限。設定した数までMACアドレスを学習すると、それ以上のMACアドレスの登録を行わない。コンボポートは設定できないので"Not applicable"と表示される |
Mirroring | ミラーリング対象パケットの向き。ミラーリングしない(None)、受信(Rx)、送信(Tx)、送受信(Both)のいずれか |
Is this port mirror port | ミラーポートに設定されているかどうか。設定されている(Yes)またはされていない(No) |
Enabled flow control(s) | 有効なフロー制御方式。Half Duplex時はBackpressure。Full Duplex時はPause |
Combo Port | コンボポートの設定を表示。Auto Fiber(SFPポート優先)、Fix Fiber(SFPポート固定)、Fix Copper(1000BASE-Tポート固定)のいずれか |
Send tagged pkts for VLAN(s) | ポートが所属するタグVLAN名(VID) |
Port-based VLAN | ポートが所属するポートベースVLAN名(VID)。マルチプルVLANモード時は、VLAN名のみ表示 |
Ingress Filtering | イングレスフィルタリングの有効(On)または無効(Off) |
Trunk Group | ポートが所属するトランクグループ名 |
Port Priority | ユーザープライオリティー値 (0〜7) |
SFP vendor name | SFPベンダー名(SFPポートのみ) |
SFP part number | SFPの製品名または型番(SFPポートのみ) |
SFP vendor SN | SFPのベンダーシリアル番号(SFPポートのみ) |
SFP date code | SFPの日付コード(SFPポートのみ) |
Port | ポート番号およびポートの説明。16文字以降は2行目に表示される |
State | ポートの状態。有効(Enabled)または無効(Disabled) |
Link | ポートのリンクステータス。リンクが確立(Up)または確立していない(Down) |
Config | 通信モードの設定値。Autonego、10/100MHalf/Full、10/100MH/FAuto、1000MFullのいずれか |
Actual | 実際の通信モード。1000MFULL設定時は、1000BASE-Tポート、SFPポートどちらも1000MFULLと表示される |
Mirroring | ミラーリング対象ポートのパケットの向きまたはミラーポート。ミラーリングしない(None)、受信(Rx)、送信(Tx)、送受信(Both)、ミラーポート(Mirror)のいずれか |
MDI | MDIの設定(Auto、MDI、MDI-Xのいずれか)と()内に実際の極性を表示。コンボポートの場合は、N/Aと表示 |
Port-based VLAN | ポートが所属するポートベースVLAN名(VID)。マルチプルVLANモード時は、VLAN名のみ表示 |
Trunk | ポートが所属するトランクグループ名 |
Port | ポート番号 |
Security Mode | 該当ポートのセキュリティーモード。Automatic、Dynamic Limited、Limited、Securedのいずれか |
Learn | 該当ポートで学習可能な送信元MACアドレス(ダイナミックエントリー)の最大数。Dynamic Limitedモード、Limitedモード時のみ1〜256の範囲で表示される |
Learned | 該当ポートで現在学習したMACアドレスの個数。Dynamic Limitedモード、Limitedモード以外のときは”-”が表示される |
例 |
■ スイッチポート1の情報を表示する
SHOW SWITCH PORT=1
■ 全ポートの一覧を簡易表示する
SHOW SWITCH PORT SUMMARY
■ ポートセキュリティーの全体的な情報を表示する
SHOW SWITCH PORT SECURITY
関連コマンド |
ACTIVATE SWITCH PORT AUTONEGOTIATE
DISABLE SWITCH PORT
ENABLE SWITCH PORT
RESET SWITCH PORT
SET SWITCH PORT
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