[index] CentreCOM FS900Sシリーズ コマンドリファレンス 1.0.0

SET SWITCH PORT

カテゴリー:スイッチング


SET SWITCH PORT={port-list|ALL} [ACCEPTABLE={ALL|VLAN}] [MIRROR={BOTH|NONE|RX|TX}] [SPEED={AUTONEGOTIATE|10MHALF|10MFULL|100MHALF|100MFULL}][MODE={AUTONEGOTIATE|MASTER|SLAVE}] [COMBO={AUTO|FIBER|COPPER}][POLARITY={MDI|MDIX}]

port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン[-]、カンマ[,]を使った複数指定も可能)


スイッチポートの各種設定を行う
ミラーソースポート、通信モード、受信フレームタイプ(VLANタグあり・なし)、1000BASE-Tポートの通信モード、共有ポートの冗長優先などの設定を行う



パラメーター

PORT: 対象となるスイッチポート番号またはALL。ALLを指定した場合はすべてのスイッチポートが対象となる

ACCEPTABLE: 受信可能なフレームタイプ。VLAN(VLANタグ付きフレームのみ。VID=0 のプライオリティータグパケットには PVID が付与される)かALL(すべて)から選択する。タグなしVLAN所属ポートのデフォルトはALL。タグVLANにしか所属していないポートでは、自動的に本パラメーターがVLANに設定され変更できない

MIRROR: ミラーリングするトラフィックの向き。該当ポートをポートミラーリングのソースポートにしたいときに指定する。BOTH(送受信パケット)、RX(受信パケット)、TX(送信パケット)、NONE(ミラーリングしない)から選択する。デフォルトはNONE。1ポートにのみ指定可能

SPEED: ポートの通信速度とデュプレックスモードを設定。デフォルトはAUTONEGOTIATE。AUTONEGOTIATEを指定した場合、自動的にMDI/MDI-X自動切替が有効になる

MODE: 1000BASE-Tポートのマスター/スレーブ。デフォルトはAUTONEGOTIATE

COMBO: コンボポートの冗長設定。FS909Sは9番ポート、FS917Sは17番ポートのみ有効。AUTO、FIBER、COPPERから選択する。デフォルトは、AUTO。1000BASE-TポートとSFPポートが両方リンク可能な状態にある場合、先にリンクしたほうが有効になる。SFPポートのみ使用可能とする場合は、FIBERを指定する。1000BASE-Tポートのみ使用可能とする場合は、COPPERを指定する

POLARITY: MDI/MDI-X自動切替オフ時のMDI/MDI-Xを指定する。デフォルトはMDI-X。本パラメーターは、MDI/MDI-X自動切替がオン(デフォルト)のときには変更できない



入力・出力・画面例

Manager > set switch port=1 speed=100mhalf

 Operation successful.



ポート1の通信速度を100MHALFに固定する
SET SWITCH PORT=1 SPEED=100MHALF



備考・注意事項

・FS909Sの場合は、1000BASE-Tポートの9とSFPポートの9が共用(コンボ)ポート。FS917Sの場合は、1000BASE-Tポートの17とSFPポートの17がコンボポート。

・Protected Ports VLANに所属しているポートはミラーソースポートに設定できない

・ソースポートは1ポートのみ設定可

・すでに別のポートがソースポートとして設定されていた場合、先に設定されていたポートはソースポートでなくなる



関連コマンド

DISABLE SWITCH PORT
ENABLE SWITCH PORT
SHOW SWITCH PORT




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