[index] CentreCOM GS900Mシリーズ コマンドリファレンス 1.6.0

SET SWITCH LOOPDETECTION

カテゴリー:スイッチング


SET SWITCH LOOPDETECTION PORT={port-list|ALL} [ACTION={PORTDISABLE|LINKDOWN|BCDISCARD|NONE}] [INTERVAL={1..1000000}] [SECURE={ON|OFF}] [BLOCKTIMEOUT={1..86400|NONE}]

port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン[-]、カンマ[ , ]を使った複数指定も可能)


LDF検出機能のパラメーターを設定する



パラメーター

PORT: ポート番号またはALLを指定する

ACTION: 該当スイッチポートでLDFを受信した場合のアクション。NONE(なにもしない)、PORTDISABLE(ポートをディセーブルにする)、LINKDOWN(ポートを物理的にリンクダウンさせる)、BCDISCARD(ポートのブロードキャストフレームの受信を1ppsに止める)から選択する。これらの動作は、BLOCKTIMEOUTパラメーターで指定した時間が経過するとアクション実行前の状態に戻る。 ただし、ENABLE SWITCH PORTコマンドによりアクション実行前の状態に戻すことができる。 デフォルトはPORTDISABLE

INTERVAL: LDFの送信間隔。単位は秒。デフォルト120秒

SECURE: セキュアなLDFの受信をするかどうか。ONの場合、LDFに含まれるIDコードのチェックを行いIDが異なる場合はLDFを破棄する。 IDコードはLDFの送信ごとに変更されるため、送出したLDFの有効時間はLDFの送出間隔(INTERVAL)の時間となる。デフォルトON

BLOCKTIMEOUT: ACTIONパラメーターで指定した動作が実行された後、自動的に実行前の状態に戻るまでの時間。単位は秒。NONEを指定した場合、自動的に実行前の状態には戻らない。デフォルト300秒



入力・出力・画面例

Manager > set switch loopdetection port=2 action=linkdown interval=60 blocktimeout=3600

Operation successful.



ポート2でLDFを受信した場合のアクションをリンクダウン、LDFの送信間隔を60秒、実行前の状態に戻るまでの時間を3600秒に設定する。
SET SWITCH LOOPDETECTION PORT=2 ACTION=LINKDOWN INTERVAL=60 BLOCKTIMEOUT=3600



備考・注意事項

・トランクポートに対してLDF検出機能を有効に設定する場合は、アクションにはLINKDOWNを指定することを推奨。

・ポート認証のAuthenticatorポートでは、LDF検出は併用できない。

・LDF検出が有効かつパケットストームプロテクションが有効に設定されたポートが存在する場合、LDF検出時のアクションにBCDISCARDを指定することはできない。

・LDF検出時のアクションをLINKDOWNに指定する場合は、INTERVALオプションは1以上、BLOCKTIMEOUTオプションは60以上の値を推奨



関連コマンド

DISABLE SWITCH LOOPDETECTION
ENABLE SWITCH LOOPDETECTION
RESET SWITCH LOOPDETECTION COUNTER
SHOW SWITCH LOOPDETECTION




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