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CentreCOM GS900Mシリーズ コマンドリファレンス 1.6.0
Web GUI/概要・基本設定
- 設定環境
- 設定の準備
- 画面構成
- トップエリア
- メニューエリア
- メインエリア
- コピーライトエリア
- メインエリアの操作方法
- 現在の設定の保存
- 設定の終了
- HTTPサーバー機能の無効化
- コマンドラインインターフェースとの機能の違い
本製品は、Webブラウザーを利用したグラフィカル・ユーザー・インターフェース(GUI)をサポートしています。Webブラウザーから本製品にアクセスして、設定の変更や参照を行うことも可能です。Web GUIの使用について説明します。
本製品でWeb GUIを使用する場合は、下記の環境でご使用ください。
- 対応OSは、Windows XPおよびWindows Vista、Webブラウザーは、Microsoft Internet Explorer 6.0(Windows版)以上を使用してください。
- 1024×768以上の解像度のモニターを使用して頂くことをおすすめします。
- ファイル管理は、Internet Explorer の HTTP 機能を利用します。
Note
- 1024×768以上の解像度のモニターでない場合、一部のフレームが表示されないことがあります。
Note
- 「ポップアップをブロックする」が有効な場合、本機能を使用することはできません。[ツール]メニューの「インターネットオプション」を選択し、「プライバシー」の「ポップアップ ブロック」の設定において、本製品のIPアドレスを許可する設定としてください。
本製品のWeb GUI機能を使用するためには、まず、下記の設定を行います。
- 本製品のIPアドレスを設定する
- 本製品のHTTPサーバー機能を有効にする
Note
- Web GUIを使用するには、あらかじめコンソールターミナルからログインし、本製品にIPアドレス等を設定しておく必要があります。IPの設定については、「IP」の章をご覧ください。 HTTPサーバー機能については、「運用・管理」/「HTTPサーバー」をご覧ください。
本製品にアクセスする手順は、下記のとおりです。
- Webブラウザーを起動します。
- 「アドレス」に、スイッチのIPアドレスを入力し、「Enter」キーを押します。
- パスワードの入力ダイアログボックスが表示されます。
「ユーザー名」と「パスワード」を入力します。ここでは、デフォルト設定の「manager」と「friend」を入力するものとします。入力したら、「OK」をクリックします。

- ログインに成功すると、下記の画面が表示されます。

Note
- デフォルトのパスワードを使い続けることはセキュリティー上好ましくありませんので、初回ログイン時に変更することをおすすめします。詳細は「運用管理」/「システム」をご覧ください。
Note
- 本製品は、同時に複数のユーザーが、Webインターフェースからログインすることが可能です。一方のユーザーが設定を変更した後に、別のユーザーが同じ設定を変更した場合、設定は上書きされますのでご注意ください。
設定画面は、下記の4つのエリアで構成され、それぞれフレームで分割されています。

トップエリア(画面上部のフレーム)には、製品名、現在選択されているメニューの項目、ファームウェアバージョン、本製品のMACアドレスが表示されます。
現在選択されている項目は、「大項目−小項目」の形式で表示されます。
大項目として表示されるのは、メニュー項目をグループ単位で分割するグループ名です。小項目として表示されるのは、メニュー項目の最小単位の機能名です。どちらも、後述のメニューエリアにも表示されます。

メニューエリア(画面左のフレーム)には、メニューがツリー状に表示されます。
メニューの大項目(グループ名)をクリックすると、小項目が表示されます。
小項目(機能名)をクリックすると、選択された項目は黄色で表示され、後述のメインエリアに、その機能に関する設定項目や現在の設定状態が表示されます。

メニューの大項目は、下記のとおりです。
■ システム設定(詳細は、「システム設定」をご覧ください)

■ スイッチ設定(詳細は、「スイッチ設定」をご覧ください)

■ セキュリティー設定(詳細は、「セキュリティー設定」をご覧ください)

■ 機器監視(詳細は、「機器監視」をご覧ください)

■ マネージメント(詳細は、「マネージメント」をご覧ください)

メニューの上には、「保存」、「終了」の2つのボタンがあります。
2つのボタンの機能は次のとおりです。
- 「保存」:現在の設定内容(メモリー上の設定内容)をスクリプトファイルに保存します
- 「終了」:表示しているウィンドウを閉じ、操作を終了します
メインエリア(画面右のフレーム)には、メニューエリアで選択した小項目(機能名)に関する、設定項目や現在の設定状態が表示されます。
メインエリアでの基本的な操作方法については、後述の「メインエリアの操作方法」を参照してください。

コピーライトエリア(画面下部のフレーム)には、弊社のロゴとコピーライトが表示されます。

メインエリアでよく使用するボタンなどの操作方法は、次のとおりです。
■ 「設定」ボタン
「設定」ボタンをクリックすると、設定の変更が本製品に反映されます。
ただし、「設定」ボタンをクリックしただけでは、設定内容はスクリプトファイルに保存されませんので、本製品を再起動すると、設定は元に戻ってしまいます。
設定内容をスクリプトファイルに保存するには、メニューエリアの上にある、「保存」ボタンをクリックしてください。
次の設定の変更は、再起動後に有効になります。次の設定を変更した場合は、本製品を再起動してください。
Note
- 「設定」ボタンをクリックして設定を変更すると、メニューエリアの「保存」ボタンの色が赤くなります。設定を保存する必要がある場合は、「保存」ボタンをクリックするのを忘れないようにしてください。
■ 「リセット」ボタン
「リセット」ボタンをクリックすると、設定の変更や入力した値が、変更前の状態に戻ります。
Note
- 設定の変更や値の入力後に「設定」ボタンを押した場合は、変更前の状態には戻りません。
■ 「追加」ボタン
グループやエントリーを追加します。設定のダイアログボックスが表示されますので、そこで必要な設定を行います。
Note
- ここで表示される設定項目には、デフォルトの設定値が表示されます。
■ 「変更」ボタン
グループやエントリーの設定を変更します。設定のためのダイアログボックスが表示されますので、そこで必要な変更を行います。
Note
- ここで表示される設定項目には、現在の設定値が表示されます。
■ 「削除」ボタン
グループやエントリーを削除します。
その他の操作方法については、各メニューの説明を参照してください。
設定の変更を行い、メニューエリアの「設定」ボタンをクリックすると、設定の変更は、ただちに、本製品に反映されます。
ただし、「設定」ボタンをクリックしただけでは、設定内容はスクリプトファイルに保存されませんので、本製品を再起動すると、設定は元に戻ってしまいます。
次回の起動時以降も現在と同じ設定を使いたい場合は、設定内容を設定ファイルとして保存し、起動時にそのファイルを使用するように指定しなければなりません。
設定内容を設定ファイルに保存するには、メニューエリアの上にある、「保存」ボタンをクリックしてください。
Note
- 「設定」ボタンをクリックして設定を変更すると、メニューエリアの「保存」ボタンの色が赤くなります。設定を保存する必要がある場合は、「保存」ボタンをクリックするのを忘れないようにしてください。
「保存」ボタンをクリックすると、「コンフィグレーション保存」が表示されます。

次の3つの保存方法の中から1つを選択し「設定」ボタンをクリックすると、現在の設定内容が設定ファイルに保存されます。
「キャンセル」ボタンをクリックすると、設定は保存されません。
- 「起動時設定ファイルに保存する」:「起動時設定ファイル」に設定されている設定ファイルに、設定を保存
- 「既存ファイルに保存する」:選択したファイルに設定を保存
- 「新規ファイルに保存する」:ファイルを新規に作成し、設定を保存
Web GUIによる設定を終了する場合は、メニューエリアの「終了」ボタンをクリックします。
「終了」ボタンをクリックすると、終了確認のダイアログボックスが表示されます。

「はい」ボタンをクリックすると、ウィンドウが閉じられます。
「いいえ」ボタンをクリックすると、元の設定画面に戻ります。
Web GUIを使用しない場合は、セキュリティーを高めるために、HTTPサーバー機能を無効にしてください。
HTTPサーバー機能については、「運用・管理」/「HTTPサーバー」をご覧ください。
コマンドラインインターフェースで可能なことは、Web GUIでも基本的には可能ですが、次の項目については、Web GUIでは実行することができません。
- PING
- DHCPクライアント機能の有効/無効
- SNTPモジュールの設定消去
- SNTPモジュールのリセット
- ログ設定の削除
- ログメッセージの削除
- コンソール(ログインセッション)の1画面当たりの表示行数の設定
- スパニングツリープロトコルの設定消去
- QoSの設定/消去
- フラッシュメモリーの初期化
- ファイルのコピー
- ファイルの削除
- 指定したファイルの内容表示
- スクリプトの実行
- コマンド入力の補完機能の設定
- 表示コマンドの一部の項目が表示されない
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