[index] CentreCOM GS900M V2シリーズ コマンドリファレンス 2.3.2

CREATE SWITCH TRUNK

カテゴリー:スイッチング


CREATE SWITCH TRUNK=trunk [PORT=port-list] [SPEED={1000M|100M|10M}]

trunk: トランクグループ名(1〜20文字。半角英数字、およびハイフン[-]、アンダーバー[ _ ]、ピリオド[ . ]、開始丸かっこ[(]、終了丸かっこ[)]が使用可。大文字・小文字の属性は無視されるが、表示には大文字・小文字の区別が反映される)
port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)


トランクグループを作成する。GS908M V2は4グループまで、GS908M V2-4PSは5グループまで、GS916M V2、GS924M V2は8グループまで作成可能。1グループには最大8ポートまで追加可能



パラメーター

TRUNK: トランクグループ名

PORT: 対象となるスイッチポート番号

SPEED: トランクポートの通信速度(1000M、100M、10M)。トランクグループに参加したポートは、ここで指定した速度となる。デフォルトは1000M。コンボポートは1000Mのみ指定可能。実際の通信速度は10Mに設定した場合は10MFULL Autonegotiate、100Mに設定した場合は100MFULL Autonegotiate、1000Mに設定した場合は1000MFULL Autonegotiateで動作する



入力・出力・画面例

Manager > create switch trunk=uplink speed=1000m

 Operation successful.



トランクグループ「uplink」を作成する。通信速度は1000Mとする
CREATE SWITCH TRUNK=uplink SPEED=1000M



備考・注意事項

マスターポートはトランクグループに所属するポートのうちポート番号の一番小さいポートとなる。

他のトランクグループに所属するポートやミラーポートは指定できない。

ポートセキュリティーが有効なポート、ポート認証のAuthenticatorポートとSupplicantポートはトランクグループに所属させることはできない。

トランクポートは同じVLANに所属している必要がある。

STP有効ポートとSTP無効ポートは同じトランクグループに所属できない。

コンボポートでポートトランキングを使用する場合は、コンボポートの設定(SET SWITCH PORTコマンドのCOMBOパラメーターで設定)が、SFPポートのみ使用可(FIBER)、または、1000BASE-Tポートのみ使用可(COPPER)でなければならない。

セキュリティーモードを設定したポートは指定できない。

LDF検出機能が有効に設定されたポートと無効に設定されたポートを同じトランクグループに指定することはできない。

受信レート検出機能が有効に設定されたポートと無効に設定されたポートを同じトランクグループに指定することはできない。

フローコントロールの有効/無効(ENABLE SWITCH PORT FLOWコマンド/DISABLE SWITCH PORT FLOWコマンド)はトランクポートでは同じ設定にする必要がある。

GS908M V2のポート9はトランクポートに指定できない。(GS908M V2-4PSのポート9、10はトランクポートに指定可能)

ブロードキャスト/マルチキャスト/未学習のユニキャストフレームは、常にマスターポートから出力される。

100M SFPポートは、トランクグループに所属させることができない。



関連コマンド

ADD SWITCH TRUNK
DELETE SWITCH TRUNK
DESTROY SWITCH TRUNK
SET SWITCH TRUNK
SHOW SWITCH TRUNK




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