[index] CentreCOM GS900M V2シリーズ コマンドリファレンス 2.3.2

ENABLE SNMP TRAP

カテゴリー:運用・管理


ENABLE SNMP TRAP={COLDSTART|WARMSTART|AUTHENTICATION|LINK|FAN|TEMPERATURE|VOLTAGE|LOGIN|NEWROOT|TOPOLOGYCHANGE|POE|LOOPDETECTION|STORMDETECTION|INTRUSION|MSTP|EPSR|TRIGGER|SFP|NEWADDRESS|UDLD|ALL}


指定したトラップの生成を有効にする。デフォルトは無効



パラメーター

TRAP: トラップの種類を指定する。カンマ[,]を使った複数指定も可能。SNMPエージェント起動時に送出されるトラップ(COLDSTART)、SNMP有効設定時に送出されるトラップ(WARMSTART)、不正なコミュニティー名のSNMP管理マネージャーからのアクセス時に送出されるトラップ(AUTHENTICATION)、インターフェースのリンクアップ/リンクダウン時に送出されるトラップ(LINK)、ファンの回転数の異常時、回復時に送出されるトラップ(FAN)、筐体内温度の異常時、回復時に送出されるトラップ(TEMPERATURE)、筐体電源の異常時、回復時に送出されるトラップ(VOLTAGE)、ログイン/ログアウト時に送出されるトラップ(LOGIN)、STP 動作時において、ブリッジがスパニングツリーの新しいルートになったときに送出されるトラップ(NEWROOT)、STP 動作時において、学習からフォワーディング、または、フォワーディングからブロックに状態遷移したときに送出されるトラップ(TOPOLOGYCHANGE)、PoEポートの電力給電の開始・停止/SET POE THRESHOLDコマンドで設定した値を超過した場合・その状態から戻った場合/PoE LimitまたはPoE No Connentを超過した場合・その状態から戻った場合に送信されるトラップ(POE)、LDF検出においてループ検出/アクション実行/アクションのタイムアウト時に送信されるトラップ(LOOPDETECTION)、受信レート検出においてパケットストーム検出/アクション実行/アクションのタイムアウト時に送信されるトラップ(STORMDETECTION)、ポートセキュリティーにおいて不正なパケットを検出したときに送出されるトラップ(INTRUSION)、MSTP動作時においてブリッジがCISTまたはMSTIの新しいルートになったとき、または経路が変更になったときに送出されるトラップ(MSTP)、EPSRにおいて障害の検出と経路の切り替え時に送信されるトラップ(EPSR)、トリガーの実行時に送信されるトラップ(TRIGGER)、SFPの挿入、抜き取り時に送出されるトラップ(SFP)、フォワーディングデータベース(FDB)にエントリー種別がDynamicなMACアドレス(ダイナミックエントリー)が学習されたときに送出されるトラップ(NEWADDRESS)、UDLD動作時において、Unidirectional状態を検出、またはアグレッシブモードで対向機器を検出できなかったことによるポート閉塞時/ポート閉塞解除時のトラップ(UDLD)、またはすべてのトラップ(ALL)。FANは対応機種(GS908M V2-4PS、GS916M V2、GS924M V2)のみ有効。POEは対応機種(GS908M V2-4PS)のみ有効



入力・出力・画面例

Manager > enable snmp trap=all

 Operation successful.



すべてのトラップを有効にする
ENABLE SNMP TRAP=ALL



関連コマンド

DISABLE SNMP TRAP
SHOW SNMP TRAP



参考

RFC1157, A Simple Network Management Protocol (SNMP)
RFC1213, Management Information Base for Network Management of TCP/IP-based internets: MIB-II


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