[index] CentreCOM GS900M V2シリーズ コマンドリファレンス 2.3.2

SET MSTP

カテゴリー:スパニングツリープロトコル


SET MSTP [CONFIGNAME=string] [REVISIONLEVEL=0..65535] [MAXHOPS=1..40] [MAXAGE=6..40] [HELLOTIME=1..10] [FORWARDDELAY=4..30] [PROTOCOLVERSION={STPCOMPATIBLE|MSTP}]

string: 文字列(1〜32文字。英数字とアンダースコアが使用可能)


マルチプルスパニングツリープロトコル(MSTP)のパラメーターを変更する。



パラメーター

CONFIGNAME: MSTリージョン名。同一リージョンに所属させたい装置には、同じ名前を指定する。デフォルトは製品のMACアドレス(xx-xx-xx-xx-xx-xxの型式)。

REVISIONLEVEL: MSTリージョン設定のリビジョン。同一リージョンに所属させたい装置には、同じ数値を指定する。デフォルトは0。

MAXHOPS: 最大ホップ数。BPDUがMSTPブリッジを抜けるごとにカウントダウンされるされる、BPDUの寿命カウンター。デフォルトは20。

MAXAGE: 最大エージタイム。ルートブリッジからBPDUが届かなくなったことを認識するまでの時間(秒)。この時間内にBPDUを受信できなかった場合、各ブリッジはスパニングツリーの再構成を開始する。2×(HELLOTIME + 1)以上、かつ、2×(FORWARDDELAY - 1)以下でなくてはならない。デフォルトは20秒。

HELLOTIME: ハロータイム。ルートブリッジがBPDU(Bridge Protocol Data Unit)を送信する間隔(秒)。デフォルトは2秒。

FORWARDDELAY: フォワードディレイタイム。ネットワーク構成の変更後に、ルートブリッジ内のポートがディスカーディングからラーニング、ラーニングからフォワーディング状態に遷移するまでの最大時間(秒)を示す。デフォルトは15秒。

PROTOCOLVERSION: MSTPの動作モード。MSTP(MSTP BPDUを使う)、STPCOMPATIBLE(MSTPの設定を使用するが、STP BPDUを使う)から選択する。デフォルトはMSTP。



備考・注意事項

PRIORITY、PATHCOSTのうちいずれかは必ず指定しなければならない。

トランクポートを指定した場合、最後に設定した内容がトランクグループ全体の設定に反映される。



関連コマンド

SHOW MSTP




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