[index] CentreCOM GS900SSシリーズ コマンドリファレンス 1.6.19
カテゴリー:スイッチング
SET SWITCH STORMDETECTION PORT={port-list|ALL} [LOWRATEACTION={PORTDISABLE|LINKDOWN|BCDISCARD|NONE}] [HIGHRATEACTION={PORTDISABLE|LINKDOWN|BCDISCARD|NONE}] [LOWRATETHRESHOLD={1..1023999}] [HIGHRATETHRESHOLD={2..1024000}] [BLOCKTIMEOUT={1..86400|NONE}]
port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン[-]、カンマ[ , ]を使った複数指定も可能)
受信レート検出機能のパラメーターを変更する
パラメーター |
PORT: 対象となるスイッチポート番号
HIGHRATEACTION: 該当スイッチポートで受信レートが高レートのしきい値(HIGHRATETHRESHOLDの値)を超えた場合のアクション。NONE(なにもしない)、PORTDISABLE(ポートを無効にする(物理的なリンクは保持する))、LINKDOWN(ポートを物理的にリンクダウンさせる)、BCDISCARD(ポートのブロードキャストフレームの受信を止める)から選択する。これらの動作は、BLOCKTIMEOUTパラメーターで指定した時間が経過するとアクション実行前の状態に戻る。ただし、ENABLE SWITCH PORTコマンドによってアクション実行前の状態に戻すことができる。デフォルトはPORTDISABLE
LOWRATEACTION: 該当スイッチポートで受信レートが低レートのしきい値(LOWRATETHRESHOLDの値)を超えた場合のアクション。NONE(なにもしない)、PORTDISABLE(ポートを無効にする(物理的なリンクは保持する))、LINKDOWN(ポートを物理的にリンクダウンさせる)、BCDISCARD(ポートのブロードキャストフレームの受信を止める)から選択する。これらの動作は、BLOCKTIMEOUTパラメーターで指定した時間が経過するとアクション実行前の状態に戻る。ただし、ENABLE SWITCH PORTコマンドによってアクション実行前の状態に戻すことができる。デフォルトはNONE
HIGHRATETHRESHOLD: 受信レートが高レート時とみなすしきい値をkbpsで指定する。LOWRATETHRESHOLD以下の値はエラーとなる。デフォルトは819200(800Mbps)
LOWRATETHRESHOLD: 受信レートが低レートとみなすしきい値をkbpsで指定する。HIGHRATETHRESHOLD以上の値はエラーとなる。デフォルトは512000(500Mbps)
BLOCKTIMEOUT: HIGHRATEACTIONまたは、LOWRATEACTIONパラメーターで指定した動作が実行された後、自動的に実行前の状態に戻るまでの時間。単位は秒。NONEを指定した場合、自動的に実行前の状態には戻らない。デフォルトは300(秒)
入力・出力・画面例 |
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例 |
■ スイッチポート2の受信レートが800Mbpsを超えたら1時間リンクダウンするよう設定する
SET SWITCH STORMDETECTION PORT=2 HIGHRATETHRESHOLD=819200 HIGHRATEACTION=LINKDOWN BLOCKTIMEOUT=3600
備考・注意事項 |
トランクポートに対して受信レート検出機能を有効に設定する場合は、高レート時/低レート時のアクションにはLINKDOWNを指定することを推奨
ポート認証を併用する場合、高レート時/低レート時のアクションにはPORTDISABLEまたはLINKDOWNを指定することを推奨
受信レート検出が有効かつパケットストームプロテクションを有効に設定されたポートが存在する場合、高レート時/低レート時のアクションにBCDISCARDを指定することはできない
パケットストームプロテクションと受信レート検出を併用する場合、受信レートカウンターには、パケットストームプロテクションによって破棄されたパケットも計上される
関連コマンド |
DISABLE SWITCH STORMDETECTION
ENABLE SWITCH STORMDETECTION
RESET SWITCH STORMDETECTION PORT COUNTER
SHOW SWITCH STORMDETECTION
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