[index] CentreCOM GS900SSシリーズ コマンドリファレンス 1.6.19

IP/概要・基本設定


  - IPホストとしての基本設定
  - IPのデバッグ
  - IPインターフェース
   - VLANインターフェースの指定方法
   - IPインターフェースの作成・削除


IP(Internet Protocol)の基本設定について説明します。


 

IPホストとしての基本設定

本製品はご購入時の状態で、レイヤー2スイッチとして機能するよう設定されています。単なるスイッチとして使う場合、設置・配線後電源を入れるだけで特に設定は必要ありません。

ただし、その場合でもネットワーク経由でTelnetログインしたり、FTPによる設定ファイルの管理を行ったりするときは、本製品にIPアドレスを割り当てる必要があります。以下にそのための基本設定について説明します。

  1. コンソールからログインします。

  2. VLANにIPアドレスとネットマスクを割り当てて、IPインターフェースを作成します。ご購入時の状態ではすべてのポートがVLAN defaultに所属しています。


  3. 以上で設定は完了です。次回起動時にも同じ設定が有効になるよう、設定をファイルに保存し、起動スクリプトに指定します。


■ IPアドレスに関する情報はSHOW IPコマンドで確認します。


 

IPのデバッグ

IPのデバッグ用には、以下のコマンドが用意されています。



 

IPインターフェース

IPインターフェースは、IPパケットの送受信を行うためのインターフェースです。

IPインターフェースは、ADD IP IPADDRESSコマンドでVLANにIPアドレス(とネットマスク)を割り当てることによって作成します。


 

VLANインターフェースの指定方法

IP関連の設定時には下位のインターフェースとしてVLANを指定する場合があります。VLANインターフェースの指定方法を次に示します。



 

IPインターフェースの作成・削除

■ IPインターフェースを作成するにはADD IP IPADDRESSコマンドを使って、VLANにIPアドレスとネットマスクを割り当てます。ネットマスク省略時は、指定したIPアドレスのクラス標準マスクが使用されます。


■ IPインターフェースの設定を変更するにはSET IPコマンドを使います。


■ IPインターフェースを削除するにはDELETE IPコマンドを使います。


■ 割り当てられたIPアドレスなど、IPインターフェースの情報はSHOW IPコマンドで確認できます。


Note - IPアドレスを設定できるインターフェースは1つです。





(C) 2012 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: 613-000924 Rev.D