[index] CentreCOM GS950シリーズ リファレンスマニュアル

Bridge(詳細設定)/Loopback Detection(LDF検出)


   - Loopback Detection 


Loopback Detection(LDF検出)の設定を行います。

LDFは、宛先MACアドレス(CF-00-00-00-00-00)、イーサタイプ(9000)を持ったマルチキャストフレームです。

LDF検出機能を有効にしたポートでは、一定時間ごとにLDF検出フレームを送出します。
機器にLDF検出フレームが戻ってくる場合、LDF検出フレームの送信元MACアドレスと機器自身のMACアドレスが一致すると、ループ状態と判断します。

ループが検出されると、ポートを無効化し、リンクダウンします。
指定した時間(Recover Time)が経過すると、自動的にポート無効実行前の状態に戻ります。

Note - LDF検出機能を無効にすると、すべての項目がデフォルト値に戻ります。
Note - 接続される機器によってはLDF検出フレームが破棄される可能性があるため、LDF検出フレームが他製品を経由する場合、または、同一ネットワーク内にLDF検出機能が動作している他製品が設置されている場合は、事前に検証を行ったうえで導入してください。
Note - 配下のHUBやスイッチにて輻輳などによりLDFが消失した場合、ループを検出できない場合があります。

表 1
State LDF検出の有効/無効(Enabled/Disabled)を設定します。デフォルトは「Disabled」です。
Interval LDFの送信間隔を設定します。1〜32767秒を指定可能です。デフォルトは「2(sec)」です。
Recover Time ポートが無効になった後に、自動的にポート無効実行前の状態に戻るまでの時間。60〜1000000秒を指定可能です。
「0(sec)」に指定すると、手動でリセットされるまで、ポート無効実行前の状態には戻りません。
手動でリセットするには、LDF検出をDisabled(無効)にするか、「Recover Time」を60〜1000000秒の範囲で指定します。
Apply 設定を適用します。

 

Loopback Detection

LDF検出機能を有効にすると、画面下部でポートごとに有効/無効の設定が行えます。
また、LDF検出機能を有効にしたポートでは、ループ検出状態を確認することができます。

表 2
Port 詳細設定するポートを指定します。
Loopback Detection State LDF検出の状態を選択します。デフォルトは「Disabled」です。
Ignore:Allの行の設定が適用されないことを示しています。
Enabled:選択したポートのLDF検出を有効にします。ここを有効にする前に、画面上部の「State」をEnabled(有効)にする必要があります。
Disabled:選択したポートのLDF検出を無効にします。
Allの行で「Enabled」もしくは「Disabled」を選択すると、すべてのポートに適用されます。
Loop Status ループ検出状態を表示します。
通常は「Normal」が表示されており、ループ状態の場合は「Loop」が表示されます。
Action 「Apply」をクリックすると、設定を適用します。


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