[index] CentreCOM IA810M コマンドリファレンス 2.3.2
カテゴリー:スイッチング
SET SWITCH LOOPDETECTION PORT={port-list|ALL} [ACTION={PORTDISABLE|LINKDOWN|BCDISCARD|NONE}] [INTERVAL={1..1000000}] [SECURE={ON|OFF}] [BLOCKTIMEOUT={1..86400|NONE}]
port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)
LDF検出機能のパラメーターを設定する
パラメーター |
PORT: ポート番号またはALLを指定する
ACTION: LDFを検出した場合のアクション。NONE(何もしない(ログのみ))、PORTDISABLE(ポートを無効にする(物理的なリンクは保持する))、LINKDOWN(ポートを物理的にリンクダウンさせる)、BCDISCARD(ポートのブロードキャストフレームの受信を止める)から選択する。これらの動作は、BLOCKTIMEOUTパラメーターで指定した時間が経過するとアクション実行前の状態に戻る。デフォルトはPORTDISABLE
INTERVAL: LDFの送信間隔。単位は秒。デフォルト120秒
SECURE: セキュアなLDFの受信をするかどうか。ONの場合、LDFに含まれるIDコードのチェックを行いIDが異なる場合はLDFを破棄する。 IDコードはLDFの送信ごとに変更されるため、送出したLDFの有効時間はLDFの送出間隔(INTERVAL)の時間となる。デフォルトON
BLOCKTIMEOUT: ACTIONパラメーターで指定した動作が実行された後、自動的に実行前の状態に戻るまでの時間。単位は秒。NONEを指定した場合、自動的に実行前の状態には戻らない。デフォルト300秒
入力・出力・画面例 |
|
例 |
■ ポート2でLDFを受信した場合のアクションをリンクダウン、LDFの送信間隔を60秒、実行前の状態に戻るまでの時間を3600秒に設定する。
SET SWITCH LOOPDETECTION PORT=2 ACTION=LINKDOWN INTERVAL=60 BLOCKTIMEOUT=3600
備考・注意事項 |
トランクポートに対してLDF検出機能を有効に設定する場合は、アクションにはLINKDOWNを指定することを推奨。
LDF検出が有効かつパケットストームプロテクションが有効に設定されたポートが存在する場合、LDF検出時のアクションにBCDISCARDを指定することはできない。
LDF検出時のアクションをLINKDOWNに指定する場合は、INTERVALオプションは1以上、BLOCKTIMEOUTオプションは60以上の値を推奨
次の条件によりアクション実行前の状態に戻すことができる。
・ENABLE SWITCH PORTコマンド/DISABLE SWITCH PORTコマンド実行時
・リンクダウン発生時
・PORTOFFモードのパワーセーブトリガー起動/終了時
・ポートセキュリティーのDISABLEアクション実行/解除時。
関連コマンド |
DISABLE SWITCH LOOPDETECTION
ENABLE SWITCH LOOPDETECTION
RESET SWITCH LOOPDETECTION COUNTER
SHOW SWITCH LOOPDETECTION
(C) 2011 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: 613-001583 Rev.A