[index] CentreCOM IA810M コマンドリファレンス 2.3.2
カテゴリー:スイッチング
SET SWITCH STORMDETECTION PORT={port-list|ALL} [LOWRATEACTION={PORTDISABLE|LINKDOWN|BCDISCARD|NONE}] [HIGHRATEACTION={PORTDISABLE|LINKDOWN|BCDISCARD|NONE}] [LOWRATETHRESHOLD={1..102399}] [HIGHRATETHRESHOLD={2..102400}] [BLOCKTIMEOUT={1..86400|NONE}] [FRAMETYPE={BROADCAST|MULTICAST|ALL}] [FRAMESIZE={64..1522|AUTO]
port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)
受信レート検出機能のパラメーターを設定する
パラメーター |
PORT: ポート番号またはALLを指定する
HIGHRATEACTION: 該当スイッチポートで受信レートが高レートのしきい値(HIGHRATETHRESHOLDの値)を超えた場合のアクション。NONE(何もしない(ログのみ))、PORTDISABLE(ポートを無効にする(物理的なリンクは保持する))、LINKDOWN(ポートを物理的にリンクダウンさせる)、BCDISCARD(ポートのブロードキャストフレームの受信を止める)から選択する。これらの動作は、BLOCKTIMEOUTパラメーターで指定した時間が経過するとアクション実行前の状態に戻る。デフォルトはPORTDISABLE。また、該当ポートの受信レート検出機能が有効かつパケットストームプロテクションを有効にしたポートが存在する場合はBCDISCARDは設定できない。LOWRATEACTIONの指定した値以下の値は設定できない
LOWRATEACTION: 該当スイッチポートで受信レートが低レートのしきい値(LOWTRATETHRESHOLDの値)を超えた場合のアクション。NONE(何もしない(ログのみ))、PORTDISABLE(ポートを無効にする(物理的なリンクは保持する))、LINKDOWN(ポートを物理的にリンクダウンさせる)、BCDISCARD(ポートのブロードキャストフレームの受信を止める)から選択する。これらの動作は、BLOCKTIMEOUTパラメーターで指定した時間が経過するとアクション実行前の状態に戻る。 ただし、HIGHRATEACTION と同様の条件でもアクション実行前の状態に戻る。デフォルトはNONE。また、該当ポートの受信レート検出機能が有効かつパケットストームプロテクションを有効にしたポートが存在する場合はBCDISCARDは設定できない。HIGHRATEACTIONで指定した値以上の値は設定できない
HIGHRATETHRESHOLD: 受信レートが高レート時のしきい値をKbps (Kilobits per second)で指定する。LOWRATETHRESHOLD以下の値はエラーとなる。デフォルトは81920(80Mbps)
LOWRATETHRESHOLD: 受信レートが低レート時のしきい値をKbps (Kilobits per second)で指定する。HIGHRATETHRESHOLDより大きい値はエラーとなる。デフォルトは51200(50Mbps)
BLOCKTIMEOUT: HIGHRATEACTIONまたはLOWRATEACTIONパラメーターで指定した動作が実行された後、自動的に実行前の状態に戻るまでの時間。単位は秒。NONEを指定した場合、自動的に実行前の状態には戻らない。デフォルト300秒
FRAMETYPE: 受信レートの対象となるフレームの種類。 BROADCASTを指定した場合ブロードキャストフレームが、MULTICASTを指定した場合マルチキャストフレームが、ALLを指定した場合すべての受信フレームがそれぞれ受信レートの対象となる。デフォルトはALL
FRAMESIZE: 受信対象フレームの平均フレームサイズを指定する。本パラメーターで指定したフレームサイズと受信レートの対象フレームのpps(Packet per seconds)から受信レートを算出する。 FRAMETYPEにBROADCASTもしくはMULTICASTを指定した場合のみ、本パラメーターが有効となる。AUTOを指定した場合は、すべての受信フレームのフレームサイズから自動的に決定される。デフォルトはAUTO
入力・出力・画面例 |
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備考・注意事項 |
トランクポートに対して受信レート検出機能を有効に設定する場合は、高レート時/低レート時のアクションにはLINKDOWNを指定することを推奨。
受信レート検出が有効かつパケットストームプロテクションを有効に設定されたポートが存在する場合、高レート時/低レート時のアクションにBCDISCARDを指定することはできない。
パケットストームプロテクションと受信レート検出を併用する場合、受信レートカウンターには、パケットストームプロテクションによって破棄されたパケットも計上される。
次の条件によりアクション実行前の状態に戻すことができる。
・ENABLE SWITCH PORTコマンド/DISABLE SWITCH PORTコマンド実行時
・リンクダウン発生時
・PORTOFFモードのパワーセーブトリガー起動/終了時
・ポートセキュリティーのDISABLEアクション実行/解除時。
関連コマンド |
DISABLE SWITCH STORMDETECTION
ENABLE SWITCH STORMDETECTION
RESET SWITCH STORMDETECTION PORT COUNTER
SHOW SWITCH STORMDETECTION
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