[index] CentreCOM IA810M コマンドリファレンス 2.3.2
カテゴリー:クラシファイア
SHOW CLASSIFIER[=rule-list|All] [DESCRIPTION=string] [MACDADDR={macadd|ANY}] [MACDMASK=macadd] [MACSADDR={macadd|ANY}] [MACSMASK=macadd] [ETHFORMAT={ETHII-UNTAGGED|ETHII-TAGGED|802.2-UNTAGGED|802.2-TAGGED|ANY}] [PRIORITY={0..7|ANY}] [VLAN={vlan-name|1..4094|ANY}] [PROTOCOL={protocol-string|protocol-number|ANY}] [IPTOS={0..7|ANY}] [IPDSCP={0..63|ANY}] [IPPROTOCOL={ipprotocol-string|ipprotocol-number|ANY}] [IPDADDR={ipadd/masklen|ANY}] [IPSADDR={ipadd/masklen|ANY}] [TCPSPORT={0-65535|ANY}] [TCPDPORT={0-65535|ANY}] [UDPSPORT={0-65535|ANY}] [UDPDPORT={0-65535|ANY}] [TCPFLAGS={URG|ACK|PSH|RST|SYN|FIN|ANY}]
rule-list: クラシファイア番号(1〜9999。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)
string: 文字列(1〜31文字。空白を含む場合はダブルクォートで囲む)
macadd: MACアドレス(xx-xx-xx-xx-xx-xxの形式)
vlan-name: VLAN名
protocol-string: プロトコル名(指定可能な文字列は、IP、ARP、RARP)
protocol-number: プロトコル番号(16進数で0x0600〜0xffff)
ipprotocol-string: IPプロトコル名(指定可能な文字列は、TCP、UDP、ICMP、IGMP)
ipprotocol-number: IPプロトコル番号(0〜255)
ipadd/masklen: IPアドレスとマスク長(0〜32)。マスクも指定する場合は、xxx.xxx.xxx.xxx/aaの形式で指定
クラシファイア(汎用パケットフィルター)の設定内容を表示する。
パラメーター |
CLASSIFIER: クラシファイア番号。この番号は単なる識別子であり、番号の大小は意味を持たない。番号は固定なので、他のクラシファイアを削除しても変更されることはない。また、番号に空きがあってもよい。
DESCRIPTION: クラシファイアの説明。1〜31文字。空白を含む場合はダブルクォートで囲む。
MACDADDR: 対象パケットの宛先MACアドレス。
MACDMASK: 対象パケットの宛先MACアドレスへのマスク。
MACSADDR: 対象パケットの送信元MACアドレス。
MACSMASK: 対象パケットの送信元MACアドレスへのマスク。
ETHFORMAT: 対象パケットのフレームフォーマット(エンキャプセレーション)。802.2(802.2 LLC)、ETHII(Ethernet Version 2)から選択する。また、タグ付き(TAGGED)、タグ無し(UNTAGGED)も選択可能。SNAPを使用する場合は、ETHFORMATとPROTOCOLを指定する。省略時はANY。
PRIORITY: 対象パケットの802.1pユーザープライオリティー(0〜7)値。省略時はANY。
VLAN: 入力VLAN名またはVID。省略時はANY。
PROTOCOL: 対象パケットのプロトコルフィールド値。IP、ARP、RARPについては名前でも指定できる。その他プロトコルの場合はプロトコル番号で指定する。省略時はANY。
IPTOS: 対象パケットのIP TOS優先度(TOSオクテットのprecedence)フィールド値。有効範囲は0〜7。IPDSCPとの併用不可。省略時はANY。
IPDSCP: 対象パケットのIP DSCP(DiffServ Code Point)フィールド値。有効範囲は0〜63。IPTOSとの併用不可。省略時はANY。
IPPROTOCOL: 対象パケットのIPプロトコルフィールド値。TCP、UDP、ICMP、IGMPについては名前でも指定できる。その他プロトコルの場合はIPプロトコル番号で指定する。省略時はANY。
IPSADDR: 対象パケットの始点IPアドレス。VLSM可。省略時はANY。
IPDADDR: 対象パケットの終点IPアドレス。VLSM可。省略時はANY。
TCPSPORT: 対象パケットのTCP始点ポート。ポート番号かANYで指定する。ポート番号は、単一ポートのみ指定可能。UDPポートパラメーターとの併用不可。省略時はANY。
TCPDPORT: 対象パケットのTCP終点ポート。ポート番号かANYで指定する。ポート番号は、単一ポートのみ指定可能。UDPポートパラメーターとの併用不可。省略時はANY。
UDPSPORT: 対象パケットのUDP始点ポート。ポート番号かANYで指定する。ポート番号は、単一ポートのみ指定可能。TCPポートパラメーターとの併用不可。省略時はANY。
UDPDPORT: 対象パケットのUDP終点ポート。ポート番号かANYで指定する。ポート番号は、単一ポートのみ指定可能。TCPポートパラメーターとの併用不可。省略時はANY。
TCPFLAGS: 対象パケットのTCP制御フラグのフィールド値。URG、ACK、PSH、RST、SYN、FINまたはANYが指定可能。省略時はANY。
入力・出力・画面例 |
|
Classifier ID | クラシファイアの番号 |
Dst MAC | 宛先MACアドレス(MACDADDRを指定した場合)またはANY。MACDADDRを指定した場合に表示される |
Src MAC | 送信元MACアドレス(MACSADDRを指定した場合)またはANY。MACSADDRを指定した場合に表示される |
Eth Format | 対象パケットのフレームフォーマット(エンキャプセレーション)。EthII-Tagged、EthII-Untagged、802.2-Tagged、802.2-Untagged またはANY。ETHFORMATを指定した場合に表示される |
Priority | 対象パケットの802.1pユーザープライオリティー(0〜7)値またはANY。PRIORITYを指定した場合に表示される |
VLAN ID | 入力VLANのIDまたはANY。VLANを指定した場合に表示される |
Protocol | 対象パケットのプロトコルフィールド値(16進数)とプロトコル名またはANY。PROTOCOLを指定した場合に表示される |
IP ToS | 対象パケットのIP TOS優先度(TOSオクテットのprecedence)フィールド値またはANY。IPTOSを指定した場合に表示される |
IP DSCP | 対象パケットのIP DSCP(DiffServ Code Point)フィールド値またはANY。IPDSCPを指定した場合に表示される |
IP Protocol | 対象パケットのIPプロトコルフィールド値(16進数)とプロトコル名またはANY。IPPROTOCOLを指定した場合に表示される |
Src IP/Mask | 対象パケットの始点IPアドレス/マスクまたはANY。IPSADDRを指定した場合に表示される |
Dst IP/Mask | 対象パケットの終点IPアドレス/マスクまたはANY。IPDADDRを指定した場合に表示される |
TCP Src Port | 対象パケットのTCP始点ポートまたはANY。TCPSPORTを指定した場合に表示される |
TCP Dst Port | 対象パケットのTCP終点ポートまたはANY。TCPDPORTを指定した場合に表示される |
UDP Src Port | 対象パケットのUDP始点ポートまたはANY。UDPSPORTを指定した場合に表示される |
UDP Dst Port | 対象パケットのUDP終点ポートまたはANY。UDPDPORTを指定した場合に表示される |
TCP Flags | 対象パケットのTCP制御フラグ。URG、ACK、PSH、RST、SYN、FINまたはANY。TCPFLAGSを指定した場合に表示される |
Number of References | クラシファイアが対応づけられているACLのエントリーおよびポリシーベースQoSのフローグループの数 |
Number of Active Associations | クラシファイアが対応づけられている有効なACLのエントリーおよびポリシーベースQoSのフローグループの数 |
例 |
■ クラシファイアの設定内容を表示する
SHOW CLASSIFIER
関連コマンド |
CREATE CLASSIFIER
DESTROY CLASSIFIER
PURGE CLASSIFIER
SET CLASSIFIER
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PN: 613-001583 Rev.A