[index] CentreCOM IA810M コマンドリファレンス 2.3.2
カテゴリー:スイッチング
SHOW SWITCH PORT[={port-list|ALL}] [{SUMMARY|SECURITY}]
port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)
スイッチポートの情報を表示する
パラメーター |
PORT: 対象となるスイッチポート番号またはALL。ALLを指定した場合はすべてのスイッチポートが対象となる。
SUMMARY: このオプションを指定したときは、ポート情報表示フォーマットを一覧形式にする。省略時は、詳細情報が表示される
SECURITY: ポートセキュリティーの全般的な情報を表示
入力・出力・画面例 |
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Port | ポート番号 |
Description | ポートの説明(メモ) |
Status | ポートのステータス。有効(Enabled)または無効(Disabled)。LDF検出機能または受信レート検出機能によって無効にされている場合は、Disabled by Loop/Storm Detection、エコトリガーにより無効になった場合、"DISABLED by Powersave trigger"、ポートトランキングによりリンクダウンポートが無効になった場合、"DISABLED by Trunk"、ポートセキュリティーの設定により一時的に無効になった場合、"DISABLED by Port Security"、UDLD機能によりポートが閉塞された場合は"Disabled by UDLD"と表示される |
Link State | ポートのリンクステータス。リンクが確立(Up)または確立していない(Down)。DISABLE SWITCH PORTコマンドのLINKパラメーター指定によりリンクダウンさせた場合は"Down by User"、LDF検出機能または受信レート検出機能によってダウンさせた場合は、"Down by Loop/Storm Detection"、エコトリガーによりリンクダウンした場合は"Down by Powersave trigger"、UDLD機能によりポートが閉塞された場合は"Down by UDLD" と表示される |
UpTime | ポートがリセット(初期化)されてから現在までの経過時間(xxx days, hh:mm:ssの形式) |
Port Media Type | MIB-IIオブジェクトifTypeで定義される物理層インターフェースタイプ |
Port Type | ポートの種類 |
Configured speed/duplex | 通信モードの設定値。Autonegotiate、10/100 Mbps Half/Full duplex、Autonegotiate (10/100 Mbps Half/、Full duplex、10-100 Mbps)で表示される。 |
Actual speed/duplex | 実際の通信モード |
MDI Configuration (Polarity) | MDI/MDI-X自動認識の設定と実際の極性。MDI/MDI-X自動認識の設定は、Automatic(自動認識有効)、またはManual(自動認識無効)が表示される。実際の極性はカッコ内にMDI、MDI-X(AUTOMDIの場合でリンクダウン時)が表示される。100BASE-FXポート(ポート9、10)ではNot applicableと表示される |
Acceptable Frame Types | 受信可能なフレームタイプ。すべてのフレーム(Acceptable All Frames)またはタグ付きVLANフレームのみ(Admit Only Vlan-tagged Frames) |
Broadcast rate limit | パケットストームプロテクションのブロードキャストフレームの受信レート(pps) |
Multicast rate limit | パケットストームプロテクションのマルチキャストフレームの受信レート(pps) |
DLF rate limit | パケットストームプロテクションの未学習のユニキャストフレームの受信レート(pps) |
Security Mode | ポートのセキュリティーモード。Automatic/Dynamic/Limited/Securedのいずれか |
Learn Limit | DynamicLimiteモード、Limitedモードの登録可能なMACアドレススタティックエントリーアドレス数 |
Intrusion Action | ポートセキュリティー機能で不正パケットを検出した場合の動作設定。Discard/Disable/Log/Trapのいずれか。 |
Mirroring | ミラーリング対象パケットの向き。ミラーリングしない(None)、受信(Rx)、送信(Tx)、送受信(Both)のいずれか |
Is this port mirror port | ミラーポートに設定されているかどうか。設定されている(Yes)またはされていない(No) |
Enabled flow control(s) | 有効なフロー制御方式。Full Duplex時(Pause) |
Send tagged pkts for VLAN(s) | ポートが所属するタグVLAN名(VID) |
Port-based VLAN | ポートが所属するポートベースVLAN名(VID)。コンフィグの情報を表示する。 |
Ingress Filtering | イングレスフィルタリングの有効(On)または無効(Off) |
Trunk Group | ポートが所属するトランクグループ名 |
Port Priority | ユーザープライオリティー値 (0〜7) |
Port | ポート番号およびポートの説明。16文字以降は2行目に表示される |
State | ポートの状態。有効(Enabled)または無効(Disabled) |
Link | ポートのリンクステータス。リンクが確立(Up)または確立していない(Down) |
Config | 通信モードの設定値。Autonego、10/100MHalf/Full、10/100MH/FAuto、10-100M Autoのいずれか |
Actual | 実際の通信モード |
Mirroring | ミラーリング対象ポートのパケットの向きまたはミラーポート。ミラーリングしない(None)、受信(Rx)、送信(Tx)、送受信(Both)、ミラーポート(Mirror)のいずれか |
MDI | MDIの設定(Auto、MDI、MDI-Xのいずれか)と()内に実際の極性を表示。100BASE-FXポート(ポート9、10)の場合はN/A |
Port-based VLAN | ポートが所属するポートベースVLAN名(VID) |
Trunk | ポートが所属するトランクグループ名 |
Port | ポート番号およびポートの説明。16文字以降は2行目に表示される |
Security Mode | 該当ポートのセキュリティーモード。 |
Learn | 登録可能MACアドレス数が表示される。 |
Learned | 実際に学習しているMACアドレス数が表示される。スタティックエントリーの数は含まれない。 |
Locked | Dynamic Limited/Limitedモード時は、学習済みMACアドレス数がLEARNパラメーターで指定した学習可能な送信元MACアドレス(スタティックエントリー)の最大数に達しているときにON、それ以外はOFFとなる。Securedモード時は、常にON |
IntrusionAction | 設定しているIntrusionActionが表示される。 |
例 |
■ スイッチポート1の情報を表示する
SHOW SWITCH PORT=1
■ 全ポートの一覧を簡易表示する
SHOW SWITCH PORT
備考・注意事項 |
GUIではSecurity ModeにはAtomaticと表示される。Learn Limit、IntrusionActionは表示されない。
表示されるVLAN情報はコンフィグの情報を表示している。現在所属しているVLAN情報はSHOW VLANコマンドで確認する。
関連コマンド |
ACTIVATE SWITCH PORT AUTONEGOTIATE
DISABLE SWITCH PORT
ENABLE SWITCH PORT
RESET SWITCH PORT
SET SWITCH PORT
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PN: 613-001583 Rev.A