PN: 613-002629 Rev.A_1
CentreCOM IS230シリーズ リリースノート
この度は、CentreCOM IS230シリーズをお買いあげいただき、誠にありがとうございます。
このリリースノートは、取扱説明書とリファレンスマニュアルの補足や、ご使用の前にご理解いただきたい注意点など、お客様に最新の情報をお知らせするものです。
最初にこのリリースノートをよくお読みになり、本製品を正しくご使用ください。
1. ファームウェアバージョン 1.0.0-A3
2. 本バージョンで追加・拡張された機能
2.1. 一般
- 2.1.1
新規コマンドの追加
次に示すコマンドを追加しました。
- show mem-usage monitoring
- メモリー使用率をリアルタイム表示します。
リアルタイム表示から元のモードに戻るには、「Ctrl」キーを押しながら「C」キーを押してください。- モード：EXECモード（非特権）
- 使用例：
switch# show mem-usage monitoring
- メモリー使用率をリアルタイム表示します。
- show mem-free
- 使用可能なメモリー領域量を表示します。
- モード：EXECモード（非特権）
- 使用例：
switch# show mem-free
- 使用可能なメモリー領域量を表示します。
- show cpu-usage monitoring
- CPU使用率をリアルタイム表示します。
リアルタイム表示から元のモードに戻るには、「Ctrl」キーを押しながら「C」キーを押してください。- モード：EXECモード（非特権）
- 使用例：
switch# show cpu-usage monitoring
- CPU使用率をリアルタイム表示します。
- show core-dump
- 意図しない異常終了が発生した際に、製品に残されたコアダンプを表示します。
ただし、何も情報が残っていない場合には、出力されません。- モード：EXECモード（非特権）
- 使用例：
switch# show core-dump
- 意図しない異常終了が発生した際に、製品に残されたコアダンプを表示します。
- show mem-usage monitoring
3. 本バージョンで修正された項目
ファームウェアバージョン 1.0.0 から 1.0.0-A3 へのバージョンアップにおいて、以下の項目が修正されました。
- 3.1
SNMP Get ReqのID=0のパケットを継続して受信した場合に、メモリーリークによる製品の再起動が発生する場合がありましたが、これを修正しました。
- 3.2
製品宛のTCP/IPパケットの処理が完了したときに発生するカーネルでのメモリー解放処理において、ごくまれに異常終了が発生することがありましたが、これを修正しました。
- 3.3
LLDP-MIBにアクセスしたときに、ごくまれに製品の再起動が発生する場合がありましたが、これを修正しました。
4. マニュアルの補足・誤記訂正
各種ドキュメントの補足事項および誤記訂正です。
4.1. 一般
- 4.1.1
DC電源ケーブルおよびアラームケーブルの仕様
取扱説明書（613-002597 Rev.A）に記載されているDC電源ケーブルおよびアラームケーブルの仕様に誤りがありましたので、下記のとおり訂正いたします。
- 42ページ「2.9 アラーム装置を接続する」/「ケーブル」
- 誤：
- 24AWG ～ 12AWG（線径0.511mm ～ 2.052mm）
- 正：
- 18AWG ～ 12AWG（線径1.024mm ～ 2.052mm）
- 45ページ「2.10 DC電源装置に接続する」/「ケーブル」
- 誤：
- 24AWG ～ 12AWG（線径0.511mm ～ 2.052mm）
- 正：
- 18AWG ～ 12AWG（線径1.024mm ～ 2.052mm）
- 52ページ「3.1 困ったときに」/「トラブル例」
- 誤：
- 24AWG ～ 12AWG（線径0.511mm ～ 2.052mm）
- 正：
- 18AWG ～ 12AWG（線径1.024mm ～ 2.052mm）
- 42ページ「2.9 アラーム装置を接続する」/「ケーブル」
5. サポートリミット一覧
| パフォーマンス | |
|---|---|
| VLAN登録数 | 256 ※1 |
| MACアドレス（FDB）登録数 ※2 | 8K |
| IPv4ホスト（ARP）登録数 | - |
| IPv4ルート登録数 | - |
| リンクアグリゲーション | |
| グループ数（筐体あたり） | 8 |
| ポート数（グループあたり） | 8 |
| ハードウェアパケットフィルター | |
| 登録数 | - |
| 認証端末数 | |
| 認証端末数（ポートあたり） | 1024 |
| 認証端末数（装置あたり） | 1024 |
| ダイナミックVLAN（ポートあたり） | - |
| ダイナミックVLAN（装置あたり） | - |
| ローカルRADIUSサーバー | |
| ユーザー登録数 | - |
| RADIUSクライアント（NAS）登録数 | - |
| その他 | |
| VRF-Liteインスタンス数 | - |
| IPv4マルチキャストルーティングインターフェース数 | - |
- ※
- 表中では、K=1024
- ※1
- 利用可能VIDは1～4,094です。
- ※2
- システム内部で使用する値を含みます。
6. 最新マニュアルについて
最新の取扱説明書「CentreCOM IS230シリーズ 取扱説明書」（613-002597 Rev.A）、リファレンスマニュアル「CentreCOM IS230シリーズ リファレンスマニュアル（Web GUI編）」（613-002598 Rev.C）、リファレンスマニュアル「CentreCOM IS230シリーズ リファレンスマニュアル（CLI編）」（613-002615 Rev.C）は弊社ホームページに掲載されています。
本リリースノートは、これらの最新マニュアルに対応した内容になっていますので、お手持ちのマニュアルが上記のものでない場合は、弊社ホームページで最新の情報をご覧ください。
http://www.allied-telesis.co.jp/