[index] SwitchBlade 4000シリーズ コマンドリファレンス 2.6

運用・管理/マネージメントポート(eth0)


スイッチコントロールカード(AT-SB4211A)には、コンソールターミナルを接続するためのターミナルポート(asyn0)に加え、管理作業専用のEthernetポートであるマネージメントポート(eth0)1基が装備されています。

マネージメントポートは、運用ネットワークに影響を与えることなく、ファームウェアや設定ファイルを転送したり、SNMPで情報を取得したりする目的で使用できます。

ここでは、マネージメントポート(以下、eth0)を使用する際の注意事項について説明します。

■ シャーシにスイッチコントロールカードを2枚装着している場合は、1枚がマスター、もう1枚がスレーブとして動作します。マネージメントポート(eth0)は、マスターとして動作しているカードのほう(MASTER LEDが点灯しているほう)しか使用できません。


■ eth0は、ラインカード上のスイッチポート/VLANとは独立したインターフェースです。eth0とVLANの間で通信をするには、ルーティングの設定が必要です。

Note - eth0・VLAN間のルーティングはCPU処理になります。また、eth0はスイッチポートでないため、ハードウェアパケットフィルターは適用できません。

■ eth0は、VLANインターフェースと同等の第2層インターフェースです。コマンド中でvlan-if(VLANインターフェース)を指定できる箇所は、原則としてeth0も指定できます。

■ eth0にIPアドレスを割り当てるには、ADD IP INTERFACEコマンドを使います。


■ eth0側に経路を設定するには、ADD IP ROUTEコマンドを使います。








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