[index] SwitchBlade 4000シリーズ コマンドリファレンス 2.6

IPX/概要・基本設定

  - 内部ネットワーク番号
  - IPXルーターとしての基本設定
  - IPX用Ping

IPX（Internet Packet eXchange）はNovell NetWareが使用するネットワークプロトコルです。

本製品はIPXパケットのルーティングをハードウェアで処理できます。また、クラシファイアとハードウェアパケットフィルターを用いることにより、IPXパケットのフィルタリングをハードウェアで実現できます。

本章では、IPXルーティングの設定方法について説明します。クラシファイアとハードウェアパケットフィルターについては、「スイッチング」の章をご覧ください。

 

内部ネットワーク番号

SET SWITCH BLADE IPX=706f7465 ↓


IPXルーターとしての基本設定

1. VLANの設定を行います。
   
   CREATE VLAN=white VID=10 ↓
CREATE VLAN=orange VID=20 ↓
ADD VLAN=white PORT=1.1-1.24 ↓
ADD VLAN=orange PORT=1.25-1.48 ↓

   
   
2. IPXモジュールを有効にします。
   
   ENABLE IPX ↓
   
   
3. VLANインターフェース上にIPXインターフェースを作成します。ENCAPSULATIONにはサーバーが使用しているフレームタイプを指定します。また、IPXネットワーク番号を重複しないように割り振る必要があります。この例では、IPXネットワーク番号とVLAN IDを同じにしています。
   
   ADD IPX CIRCUIT=1 INT=vlan-white NETWORK=10 ENCAPSULATION=802.2 ↓
ADD IPX CIRCUIT=2 INT=vlan-orange NETWORK=20 ENCAPSULATION=802.3 ↓


IPX用Ping

PING 33d10b85:1 ↓

Manager > ping 33d10b85:1 Echo reply 1 from 33d10b85:000000000001 time delay 0 ms Echo reply 2 from 33d10b85:000000000001 time delay 0 ms Echo reply 3 from 33d10b85:000000000001 time delay 0 ms Echo reply 4 from 33d10b85:000000000001 time delay 0 ms Echo reply 5 from 33d10b85:000000000001 time delay 0 ms

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