ご購入前によくある質問
Q.1
  SB7800Sシリーズとの違いを教えて下さい。  
A.1
  SB7800RはキャリヤやISPにおける膨大なルーティング処理への対応が可能です。 各プロトコルでのルーティング経路やQoS/フィルタ定義のエントリ数において、 SB7800Sシリーズよりも豊富なキャパシティを兼ね備えております。
また、SB7800Rにおいてはレイヤ2機能(VLAN、STP、GSRP等)を実装しておりません。
 
Q.2
  ソフトウェアOS/オプションライセンスの必要数を教えて下さい。  
A.2
  ソフトウェアOS/オプションライセンスは、1つのシャーシにつき1個必要です。  
Q.3
  オプションライセンスが必要となる機能には何がありますか。  
A.3
  "OSPF/OSPFv3、BGP4/BGP4+、IPv4/IPv6マルチキャスト、IS-IS(IPv4/IPv6)、アドバンスト機能があります。
※ OSPFはSB5400Sシリーズのみのオプションライセンスです。"
 
Q.4
  アドバンストオプションライセンス(OP-ADV)について教えて下さい。  
A.4
  標準規格仕様や業界動向が決まる前の最新インターネット技術を一早くお使いいただく位置付けのライセンスです。最新機能を他社に先駆けてサポートします。時期によって、サポートされる機能の内容が異なることがございます。  
Q.5
  コンパクトフラッシュカードの用途について教えて下さい。  
A.5
  ソフトウェアOSやオプションライセンスをインストールしたり、構成定義情報を保存する為に使用します。 また、コンパクトフラッシュカードが故障しますと、これらの情報が読み取れなくなることにより、正常に起動出来なくなり、ご運用に悪影響を及ぼす恐れがあります。 その為、装置当たりに2枚のコンパクトフラッシュカードを搭載して、運用することを推奨しております。  
Q.6
  メインメモリーの用途について教えて下さい。  
A.6
  "ルーティング経路やQoS、フィルタ定義等をエントリする為に使用します。 基本制御モジュール(BCU)には1枚(256MB)から4枚(1024MB)までのメインメモリーが搭載可能ですが、必要な枚数は、使用する機能、運用上想定される各エントリ数を検討の上、適切な枚数をご購入いただく必要があります。"  
Q.7
  1つのシャーシに異なる型式のパケットルーティングモジュール(PRU)を混在して搭載できますか。  
A.7
  原則として、1つのシャーシには異なる型式のパケットルーティングモジュール(PRU)を 混在させることはできません。混在させた場合、装置全体が最も性能の低いパケット スイッチングモジュールの仕様で動作します。  
Q.8
  SB-7804R-DC、SB-7808R-DC、SB-7816R-DCにDC電源ケーブルは付属されてますか。  
A.8
  DC電源ケーブルは付属されておりません。お客様でご用意頂く必要があります。  
Q.9
  1つのシャーシに電源ユニットをいくつ搭載する必要があるか教えて下さい。  
A.9
  SB7804R-AC…1(1)、SB7808R-AC…2(2)、SB7816R-AC…2(2)
SB7804R-DC…1(1)、SB7808R-DC…1(1)、SB7816R-DC…2(2)
※カッコ内は冗長に必用な追加電源ユニット数
 
Q.10
  基本制御モジュールのSB-BCU-RH8MS2/SB-BCU-RM8MS2の“エントリ数強化版”について教えて下さい。  
A.10
  “エントリ数強化版”は、本モジュールをSB-PRU-C2と組合わせて使用しますと、 IPv6 マルチキャストのグループマネージメント機能である、MLDインタフェースを最大8,015個まで(通常4,095個まで)対応可能です。  
Q.11
  パケットルーティングモジュール(PRU)のSB-PRU-C2の“ルータ機能高性能版”について教えて下さい。  
A.11
  本モジュールはSB-BCU-RH8MS2またはSB-BCU-RM8MS2と組合わせて使用する必要があります。 “ルータ機能高性能版”は、本モジュールにオプションライセンス""OP-F64K""を適用することで、 QoS/フィルタ定義(フロー検出条件モード2)において、PRU当たり最大32,000エントリ可能です。 また、本モジュールの組合わせにより、IPv6 マルチキャストのグループマネージメント機能である、 MLDインタフェースを最大8,015個(通常4,095個)対応可能です。  
 機能について
Q.12
  無停止ソフトウェアアップデート機能とは何ですか。  
A.12
  基本制御モジュール(BCU)を冗長搭載可能なSB7808R、SB7816Rでサポートしている機能です。 本機能は、運用系BCUのソフトウェアのアップデート中に、待機系BCUに系交換して運用することで、 通信の停止時間を短縮します。  
 設定について(全般)
Q.13
  コンソール画面へのログ出力をスクロールが止まらずに表示する方法を教えて下さい。  
A.13
  set terminal pager disable コマンドになります。詳細は、運用コマンドリファレンス Vol.1 - 4 ターミナル をご覧下さい。  
Q.14
  管理者パスワードを設定する方法を教えて下さい。  
A.14
  管理者モード(#プロンプト)にて、password コマンドを実行します。 以後、enable コマンドにて管理者モードに移行する際、パスワードを求められるようになります。 詳細は、運用ガイド - 5.2.1 装置管理者のパスワードを設定する をご覧下さい。  
Q.15
  設定内容をファイルとしてバックアップすることはできますか。  
A.15
  グローバルコンフィグモード(configプロンプト)にて、save ○○.cnf コマンドを実行します。○○は任意のファイル名を指定して下さい。詳細は、構成定義コマンドリファレンス - 2.構成定義操作コマンド をご覧下さい。  
Q.16
  バックアップしたファイルの設定内容を装置に反映する方法を教えて下さい。  
A.16
  管理者モード(#プロンプト)にて、copy backup-config ○○.cnf primary コマンドを実行します (primary は運用系現用MCに反映させる場合)。○○はバックアップファイル名を指定して下さい。
詳細は、運用コマンドリファレンス Vol.1 - 8.ファイル操作 をご覧下さい。
 
 装置情報の確認について
Q.17
  シャーシ、各モジュールのシリアル番号、ソフトウェアのバージョンの確認方法を教えて下さい。  
A.17
  show version コマンドになります。詳細は、運用コマンドリファレンス Vol.1 - 6.ソフトウェア管理 をご覧下さい。ソフトウェアのバージョンのみを確認するには、show version software コマンドに なります。  
Q.18
  MAC アドレスを確認するコマンドを教えて下さい。  
A.18
  show system コマンドになります。詳細は、運用コマンドリファレンス Vol.1 - 10.装置管理 を ご覧下さい。  
Q.19
  適用しているオプションライセンスを確認するコマンドを教えて下さい。  
A.19
  show license コマンドになります。  
Q.20
  システム操作パネル(SOP)で確認できる情報を教えて下さい。  
A.20
  Line情報、CPU使用率、メモリ使用率、ソフトウェアバージョン、筐体内温度 が確認できます。 詳細は、運用ガイド - 4.システム操作パネルの操作 をご覧下さい。  
 トラブルシューティング
Q.21
  コンソール画面のプロンプト表示が画面の中央になってしまう。  
A.21
  コンソール画面のウィンドウサイズが適切でない可能性があります。 resize コマンドを実行してウィンドウサイズの同期を取って下さい。  
Q.22
  コンソール画面でENTERキーを押すと2回続けて改行されてしまう。  
A.22
  Windows 2000/XP Telnetを使用して本装置にTelnetログインする場合、Telnet改行コードの設定を 画面上で変更する必要があります。詳細は、運用ガイド - 1.2.2 リモート運用端末 をご覧下さい。  
Q.23
  Telnet、FTPなどで装置にリモートアクセスができない。  
A.23
  リモート運用端末から本装置にアクセスするには、構成定義コマンドsystemであらかじめアクセスを許可する端末のIPアドレスを登録しておく必要があります。詳細は、構成定義コマンドリファレンス Vol.1 - 3.装置管理情報 をご覧下さい。  
Q.24
  ppupdateコマンド実行すると“ Can't open 〜 ”が表示されソフトウェアOSがインストールできない。  
A.24
  ソフトウェアのファイル名が正しく指定されていれるご確認下さい。  
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