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SET STP

カテゴリー: スイッチング / スパニングツリープロトコル


SET STP {INSTANCE={stpname|mstid|MAIN|ALL} {DEFAULT|PRIORITY=0..65535|INTERFACE={type:id-range|id-range|ifname-list|ALL} {DEFAULT|[PATHCOST=path-cost] [PORTPRIORITY=portpriority] [EDGEPORT={TRUE|FALSE}] [POINT2POINT={TRUE|FALSE|AUTO}] [BPDUCOP={ON|OFF}] [TIMEOUT=0..2048]}}|DEFAULT|[PRIORITY=0..65535] [FORWARDDELAY=4..30] [HELLOTIME=1..10] [MAXAGE=6..40] [TXMAX=1..10] [MAXHOPS=6..40] [MSTREGION=regionname] [REVISIONLEVEL=0..65535] [CISCOCONFIGURATIONDIGEST=hexstring] [CISCOLEARNEDINTERFACE={type:id|id|ANY}]|PROTOCOL={STP_ORIGINAL|RSTP|STP_COMPATIBLE_RSTP|MSTP|CISCO_COMPATIBLE_MSTP} [FORCE]|INTERFACE={type:id-range|id-range|ifname-list|ALL} {DEFAULT|[PATHCOST=path-cost] [PORTPRIORITY=portpriority] [EDGEPORT={TRUE|FALSE}] [POINT2POINT={TRUE|FALSE|AUTO}] [BPDUCOP={ON|OFF}] [TIMEOUT=0..2048]}}


スパニングツリープロトコル(STP)の設定をする


パラメーター

INSTANCE STPインスタンスを指定する
stpname STPドメイン名
mstid MSTID
MAIN MAIN
ALL 全てのインスタンス
PRIORITY 0..65535 ブリッジプライオリティー。小さいほど優先度が高く、ルートブリッジになる可能性が高くなる。MODEがRAPIDのときは4096の倍数で指定する(4096の倍数でない値を指定したときは、指定値より小さい直近の倍数に変換される)。初期設定は32768。
INTERFACE インターフェースを指定する
type:id-range インターフェースタイプとID
id-range ID
ifname-list インターフェース名
ALL 全てのインターフェース
PATHCOST パスコストを指定する
path-cost パスコスト
PORTPRIORITY ポートプライオリティー。小さいほど優先度が高く、ルートポートになる可能性が高くなる。MODEがRAPIDのときは16の倍数で指定する(16の倍数でない値を指定したときは、指定値より小さい直近の倍数に変換される)。初期設定は128。
portpriority ポートプライオリティ
EDGEPORT インターフェースがエッジポートかどうかを指定する。エッジポートとは、他のブリッジが存在しない末端(エッジ)のLANに接続されているポートのこと。初期設定はTRUE。
POINT2POINT 該当ポートが他のブリッジとポイントツーポイントで接続されているかどうかを指定する。AUTOUPDATEを指定した場合は、本製品が自動判別する。デフォルトはAUTO。
BPDUCOP BPDU COPの有効(ON)、無効(OFF)を指定する
TIMEOUT 0..2048 自動リカバリーの時間を指定する。初期設定は10分。0を指定すると自動リカバリーは無効になる。BPDUCOPがONでなければいけない
PRIORITY 0..65535 スイッチのプライオリティ。初期設定値は32768
FORWARDDELAY 4..30 フォワードディレイタイム。ネットワーク構成の変更後に、ルートブリッジ内のポートがディスカーディングからラーニング、ラーニングからフォワーディング状態に遷移するまでの最大時間(秒)を示す。有効範囲は4〜30秒。デフォルトは15秒。
HELLOTIME 1..10 ハロータイム。ルートブリッジがBPDU(Bridge Protocol Data Unit)を送信する間隔(秒)。有効範囲は1〜10秒。デフォルトは2秒。
MAXAGE 6..40 最大エージタイム。ルートブリッジからBPDUが届かなくなったことを認識するまでの時間(秒)。この時間内にBPDUを受信できなかった場合、STPD内の各ブリッジはスパニングツリーの再構成を開始する。2×(HELLOTIME + 1)以上、かつ、2× (FORWARDDELAY - 1)以下でなくてはならない。デフォルトは20秒
TXMAX 1..10  
MAXHOPS 6..40 BPDUがMSTPブリッジを抜けるごとにカウントダウンされる、BPDUの寿命カウンター
MSTREGION MSTリージョンを指定する
  regionname MSTリージョン名
REVISIONLEVEL 0..65535 ブリッジのMSTリビジョンレベル
CISCOCONFIGURATIONDIGEST  
hexstring hex文字列
CISCOLEARNEDINTERFACE  
type:id インターフェースタイプとID
id ID
ANY 何でも
PROTOCOL プロトコル(STP_ORIGINAL、RSTP、STP_COMPATIBLE_RSTP、MSTP、CISCO_COMPATIBLE_MSTP)を指定する。初期設定はRSTP



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