[index] SwitchBlade x3100シリーズコマンドリファレンス

運用・管理 / スクリプト

  - 基本設定
    - スクリプトファイル作成、編集方法
    - スクリプトファイルの作成ルール・注意事項
    - スクリプトファイル例

スクリプト機能は、あらかじめファイルに記述された一連のコマンドを一括して実行する機能です。

スクリプトファイルはテキスト形式でテキストエディタで編集します。コマンドラインインターフェース上では編集できません。

スクリプトファイルはGET FILEコマンドを使用しCFCカードのフラッシュメモリーに保存します。スクリプトファイルを確認したい場合はSHOW SCRIPTコマンドを使用します。スクリプトファイルを実行する場合はEXECUTE SCRIPTコマンドを使用します。

基本設定

スクリプトファイル作成、編集方法

テキストエディタを開きます。
1行目には、「SCRIPT」の単語を含めたコメント文を記載します。「＃」を文頭に記載するとコメント文で認識されます。
コマンドを記載します。コマンドは1行につき1個のコマンドを記載します。
テキスト形式（.txt）で保存します。

スクリプトファイルの作成ルール・注意事項

コマンドを正しく記述してください。正しく記述されていない場合は、実行されません。
コマンドは1行につき1個のコマンドを記述し、コマンドの後には何も記述しないでください。
スクリプトファイルの1行目はコメント文を挿入し、文中に「SCRIPT」の文字を含める必要があります。「SCRIPT」の文字を含める事によりシステムは、スクリプトファイルと認識し他のファイルとの区別を行っています。
スクリプト内に記述したコマンドの実行に失敗した場合は、構文エラーまたはコマンドエラーになるまで、コマンドを実行し続けます。
YesやNoなどの確認が必要なコマンドを記述する場合は、次の行に「Y」や「N」を記述します。YesやNo以外の確認を求められた場合はスクリプトを中止します。スクリプトの始めにプロンプトを無効にすることもできます。
スクリプトファイルにコメント文の記述と空白行を含めることができます。
ユーザーの権限内（例：Security Officer、Manager、User）で実行できるコマンドを記述してください。

スクリプトファイル例

# This is an example script file. It must have the word SCRIPT in this line # # First, list all users already configured in the system # SHOW USER Routine Procedures Scripting 8-56 Software Reference for SwitchBlade x3100 Series Switches (Alarms and Troubleshooting) # # Now look at the system user information # SHOW SYSTEM USERCONFIG # # Now reset all of the users.This command requires a confirmation. Notice the ‘Y’ on the line following # RESET USER ALL Y # # Now look at the user information again to verify that the counters were reset # SHOW USER SHOW SYSTEM USERCONFIG # # This is the end of the script

PN: 613-001335 Rev.A