[index] SwitchBlade x3100シリーズ コマンドリファレンス

運用・管理 / SNMP


  - SNMPv1/SNMPv2c
   - 基本設定
   - 制限事項
   - コマンドの使用例

本製品は、ネットワーク管理プロトコルSNMP(Simple Network Management Protocol)のバージョン1(SNMPv1)、バージョン2c(SNMPv2c)に対応しています。SNMPv3には対応していません。

SNMPv1/SNMPv2c

ここでは、SNMPv1/SNMPv2cの設定方法について解説します。

基本設定

SNMPv1/SNMPv2cを利用するために必要な最小限の設定を紹介します。以下の例では、IPの設定は終わっているものとします。


  1. SNMPの設定を確認します。

  2. SNMPを有効にします。

  3. SNMPが有効になったかを確認します。

  4. SNMP認証トラップを有効にします。

  5. SNMPコミュニティーを作成し、コミュニティー名「public」、信頼済みトラップホスト、管理ステーションの設定をします。

  6. SNMPコミュニティーを有効にします。

  7. SNMPコミュニティーのトラップを有効にします。

  8. SNMPコミュニティーの設定を確認します。

    officer SEC>> SHOW SNMP COMMUNITY=public
    
    --- SNMP Community Information -----------------
    Name.................................. public
    -------------------------------------- ---------
    Access................................ READ-ONLY
    Status................................ ENABLED
    Traps................................. ENABLED
    Open Access........................... NO
    Manager...............................172.16.32.3
    TrapHost..............................172.16.22.8
    v2cTrapHost...........................172.16.34.2
    


Note - コミュニティー名はSNMPにおいてパスワードのような役割を果たします。よく考えた上で命名してください。

基本設定は以上です。

制限事項


コマンドの使用例


■ 管理ホストやトラップホストを追加するには、ADD SNMP COMMUNITY (SEC)コマンドを使います。次の例では、コミュニティー「viewers」にトラップホスト「192.168.10.10」、管理ホスト「192.168.10.5」を追加しています。


■ 本製品のSNMPエージェントは、デフォルトでは管理ホストとして登録されたコンピューター以外からのSNMP要求には応答しません。この制限をなくすには、SET SNMP COMMUNITY (SEC)コマンドのOPEN(open access)パラメーターをYESにします(省略時はOPEN=NOとなります)。


■ SNMPの設定を確認するには、SHOW SNMPコマンド、SHOW SNMP COMMUNITY (SEC)コマンドを使います。


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