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運用・管理 / Secure Shell


  - SSHサーバー
  - パスワード認証

Secure Shell(SSH)は、暗号技術を利用してネットワーク経由のログインなどを安全に行うためのプロトコルです。通信内容の暗号化により盗聴や改ざんを防ぐほか、サーバーやユーザーの認証機能によってなりすましを防ぐ効果もあります。

本製品は、SSHバージョン2のサーバー機能とクライアント機能を備えています。セッションの暗号アルゴリズムはDES、認証方式はパスワード認証とRSA認証をサポートしています。

SSHサーバー

ここでは、本製品をSSHサーバーとして動作させるための基本設定について説明します。SSHはIP上で動作するため、IPの設定までは済んでいるものとします。

SSHサーバーの運用にあたっては、以下の点に注意してください。


パスワード認証

パスワード認証でSSHサーバーを運用するための最低限の設定を示します。
  1. CREATE SSH KEY (SEC)コマンドを使い、SSHサーバーのホスト鍵(Host Key)を鍵の名前「master」、鍵の説明を「SSH MASTER HOST Key」として作成します。


  2. ENABLE SSH SERVER HOSTKEY (SEC)コマンドを使いSSHサーバーを有効にし、HOST KEYを指定します。


  3. SET SSH SERVER (SEC)コマンドを使い認証方法とログインタイムアウト時間を設定します。


  4. SHOW SSH SERVER (SEC)コマンドを使いSSHサーバーの設定を確認します。

    officer SEC>> SHOW SSH SERVER
    
    --- Secure Shell Configuration ---------------------------
    
    SSH Version.......................... SSH-2
    Server Enabled....................... Yes
    Port................................. 22
    Host Key ID.......................... master
    Host Key bits........................ 512
    Login Timeout (seconds).............. 600
    Allowed Authentications.............. publickey,password
    Required Authentications............. publickey,password
    ----------------------------------------------------------
    



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