[index] SwitchBlade x3100シリーズ コマンドリファレンス

SET EPSR

カテゴリー: スイッチング / イーサネットリングプロテクション(EPSR)


SET EPSR={epsrdomain-list|ALL} [HELLOTIME=1..32767] [FAILOVERTIME=2..65535] [RINGFLAPTIME=0..65534] [ENHANCEDRECOVERY={ON|OFF}]


EPSRドメインのhello time、failover time、ringflap timeの設定をする。本コマンドは、EPSRドメインが無効の状態のときに設定できる。EPSRドメインのマスタータイプのみに設定できる


パラメーター

EPSR EPSRドメインを指定する
epsrdomain-list EPSRドメイン名
ALL 全てのEPSR
HELLOTIME 1..32767 Healthcheckメッセージの送信間隔(秒)。初期設定は1秒
FAILOVERTIME 2..65535 Healthcheckメッセージのタイムアウト時間(秒)hellotimeの2倍の値に設定すること。マスターノードは、プライマリーポートから送信したHealthcheckメッセージが、ここで指定した時間内にセカンダリーポートに到達しないとリングに障害が発生したと判断する。初期設定は2秒
RINGFLAPTIME 0..65534 リング障害の回復後、Failed状態からComplete状態に遷移する前に待機する最少時間(秒)。この時間内にリング障害が回復しても、Failed状態を維持する。リングの状態が頻繁に切り替わるような場合、この値を調整することで不必要な状態遷移を防ぐことができる。初期設定は0秒
ENHANCEDRECOVERY 指定したEPSRドメインにおいて、エンハンストリカバリー機能をONにする。初期設定はOFF


使用例

officer SEC>> SET EPSR=allied-2 HELLOTIME=5


注意・補足事項

■ EPSR+/++機能を設定する場合は、SPとPPポートは異なるカードで設定を行う必要がある。

■ SPとPPポートが同じカードに設定されている場合は、EPSR+/++機能は使用できない。


関連コマンド

CREATE EPSR
ADD EPSR INTERFACE
ADD EPSR VLAN
DESTROY EPSR
DISABLE EPSR
ENABLE EPSR
SHOW EPSR



(C) 2010-2012 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: 613-001335 Rev.C