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SwitchBlade x3100シリーズ コマンドリファレンス
IPv6マルチキャスト / MLD Snooping
- 基本設定
MLD Snoopingは、VLAN環境において不要なIPv6マルチキャストトラフィックをフィルタリングする機能です(MLDv1/v2対応)。
MLD Snoopingを使わない場合、マルチキャストパケットはサブネット(VLAN)単位で配送されます。すなわち、VLAN内にグループメンバーが1台でもいると、同一VLAN内の全てのポートにパケットが転送されてしまいます。
MLD Snoopingを有効にすると、本製品は各ポートで交換されるMLDメッセージを監視して、受信者の存在するポートにだけ該当グループのトラフィックを配送するようになります。
基本設定
MLD Snoopingは、次図のように上位にマルチキャスト対応のIPv6ルーターが存在する場合、特別な設定をすることなくMLD Snoopingを利用できます。

■ MLD Snoopingを有効にするには、ENABLE MLDSNOOPING VLANコマンドを実行します。
officer SEC>> ENABLE MLDSNOOPING VLAN=105 ↓
■ MLD Snoopingを無効にするには、DISABLE MLDSNOOPING VLANコマンドを実行します。
officer SEC>> DISABLE MLDSNOOPING VLAN=105 ↓
■ MLD Snoopingの状態はSHOW MLDSNOOPINGコマンドで確認できます。
officer SEC>> SHOW MLDSNOOPING ↓
■ MLD Snoopingの設定はSET MLDSNOOPINGコマンドで設定します。
officer SEC>> SET MLDSNOOPING ROUTERAGEINGTIMER=250 GENQUERYTIMER=30 ↓
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PN: 613-001335 Rev.D