[index] SwitchBlade x8100シリーズ コマンドリファレンス 5.4.3
  
  モード: インターフェースモード
    
  
  
  カテゴリー: インターフェース / スイッチポート
  
  
(config-if)# loop-protection action ACTION
(config-if)# no loop-protection action
対象スイッチポートでLDF検出機能がループを検出した場合の動作を変更する。
no形式で実行した場合は、動作を初期値に戻す。
| ACTION | 該当スイッチポートでループを検出した場合の動作。次のいずれかを指定する。これらの動作は、loop-protection timeoutコマンドで指定した時間が経過すると終了する(通常のポート動作に戻る)。ただし、動作継続時間内であっても、port-disable、link-downの動作は、shutdownコマンドをno形式で実行することにより手動で解除できる。また、vlan-disableの動作は、switchport enable vlanコマンドにより手動で解除できる | ||||
| port-disable | ポートを無効化する。リンクはアップ状態のまま。また、ログへの記録とSNMPトラップの送信も行う | ||||
| vlan-disable | ループを検出したVLANに対してのみポートを無効化する(初期値)。また、ログへの記録とSNMPトラップの送信も行う。本アクションを設定したポートではイングレスフィルタリング(switchport modeコマンドのingress-filterパラメーターで設定。初期設定は有効)が自動的に有効化されることに注意 | ||||
| link-down | ポートを物理的にリンクダウンさせる。また、ログへの記録とSNMPトラップの送信も行う | ||||
| log-only | ポートの制御は行わず、ログへの記録とSNMPトラップの送信だけを行う | ||||
| none | LDF機能を無効にする | ||||
■ スタティックなトランクグループへの動作設定は、インターフェース「saX」に対して行う。このとき、saX内のメンバーポートに対する個別設定は無視される。
■ LACPによって自動生成されるトランクグループへの動作設定は、インターフェース「poX」に対して行う。このとき、poX内のメンバーポートに対する個別設定は無視される。
■ LDF検出機能に関するログメッセージはinformationalレベルなので、log(filter)コマンドを使ってinformationalレベルのログが記録されるようログフィルターの設定を行うこと。初期設定では、メモリー上に保存されるbufferedログ、permanentログともに、informationalレベルのログは記録されないので注意。たとえば、bufferedログにinformationalレベルのログを記録したいときは次のようにする。
| awplus(config)# log buffered level informational ↓ | 
| awplus(config)# log buffered level informational program loopprot ↓ | 
| port-disable | |||
| vlan-disable | |||
| link-down | |||
| log-only | |||
| none | 
    
                            interface (グローバルコンフィグモード)
    
                        |
          +- loop-protection action(インターフェースモード)
    
    
    
log(グローバルコンフィグモード)
log(filter)(グローバルコンフィグモード)
loop-protection(グローバルコンフィグモード)
loop-protection timeout(インターフェースモード)
show loop-protection(非特権EXECモード)
shutdown(インターフェースモード)
snmp-server enable trap(グローバルコンフィグモード)
switchport enable vlan(インターフェースモード)
switchport mode(インターフェースモード)
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