[index] CentreCOM x210シリーズ コマンドリファレンス 5.4.4

auth-web-server http-redirect

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: インターフェース / ポート認証


(config)# [no] auth-web-server http-redirect


Web認証サーバーにおいてHTTPリダイレクト機能を有効にする。
no形式で実行した場合はHTTPリダイレクト機能を無効にする。
初期設定は有効。

HTTPリダイレクト機能有効時は、Web認証が有効なポートで受信したHTTPリクエストをWeb認証サーバーのURLにリダイレクトする。このとき、auth-web-server ipaddressコマンドで待ち受けIPアドレスを明示的に設定している場合、リダイレクト先URLのホスト部にそのアドレスをセットする。初期状態のように待ち受けIPアドレスを設定していない場合は、HTTPリクエストを受信したインターフェースのIPアドレスをリダイレクト先URLのホスト部にセットする。


注意・補足事項

■ HTTPリダイレクトの対象となるのは、本製品のMACアドレス宛てに送られてきたHTTPパケット(auth-web-server portコマンドとauth-web-server intercept-portコマンドで指定したポート宛てのTCPパケット)だけ。スイッチングパケットは対象とならないので注意。

auth-web-server portコマンドでWeb認証サーバーのHTTP用待ち受けポートを変更している場合や、auth-web-server intercept-portコマンドで指定したポート宛てのHTTPリクエストの場合は、リダイレクト先URLのTCPポートもその値となる。

auth-web-server intercept-portコマンドを設定している場合は、HTTPリダイレクトを無効化しないこと。

■ HTTPリダイレクトは、auth-web-server sslコマンドでHTTPSを使うよう設定しているときでも使用できる。その場合、リダイレクト先URLのスキームもhttpではなくhttpsとなる。また、TCPポートはauth-web-server sslportコマンドで指定した値となる(初期設定では443)。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- auth-web-server http-redirect(グローバルコンフィグモード)


関連コマンド

auth-web-server intercept-port(グローバルコンフィグモード)
auth-web-server ipaddress(グローバルコンフィグモード)
auth-web-server port(グローバルコンフィグモード)
auth-web-server ssl(グローバルコンフィグモード)
auth-web-server sslport(グローバルコンフィグモード)
show auth-web-server(特権EXECモード)



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