[index] CentreCOM x230シリーズ コマンドリファレンス 5.4.4
Note - IEEE 802.3adでは、ポートの束を「リンクアグリゲーショングループ(LAG)」と呼びますが、本マニュアルでは原則的に「トランクグループ」を使用します。
Note - 受信フレームにIPヘッダーがないときは、L2ヘッダー情報を参照し、負荷分散を行います。また、IPヘッダーがあるときは、L3ヘッダー情報を参照し、負荷分散を行います。このアルゴリズムはスタティックチャンネルグループ、LACPどちらも同様です。
awplus(config)# interface port1.0.1-port1.0.4 ↓ awplus(config-if)# static-channel-group 1 ↓ |
Note - LACPチャンネルグループ番号(1〜32)とスタティックチャンネルグループ番号(1〜96)は有効範囲が重複していますが、それぞれの番号は独立しているため同じ番号を使用してもかまいません。
Note - トランクグループの所属ポートは、すべて同一のVLAN設定である必要があります。トランクグループの設定を行うときは、あらかじめすべての所属ポートを、同一VLAN所属、かつ、同一タグ設定(accessかtrunk)にしておく必要があります。
Note - トランクグループの所属ポートは、すべて同一の通信速度・デュプレックスモードに設定されており、また、実際に同一の通信速度・デュプレックスモードで動作している必要があります。トランクグループの設定を行うときは、あらかじめすべての所属ポートを、同一の通信速度・デュプレックスモードに設定しておいてください。所属ポートの通信速度・デュプレックスモードが統一されていない場合の動作はサポート対象外となりますのでご注意ください。
awplus(config)# interface sa1 ↓ |
awplus(config)# interface port1.0.4 ↓ awplus(config-if)# no static-channel-group ↓ |
awplus(config)# interface port1.0.1-port1.0.4 ↓ awplus(config-if)# no static-channel-group ↓ |
Note - LACPチャンネルグループをAMF接続ポートとして使用することはできません。詳細はAMFの導入編をご覧ください。
awplus(config)# interface port1.0.1-port1.0.4 ↓ awplus(config-if)# channel-group 1 mode active ↓ |
Note - LACPチャンネルグループ番号(1〜32)とスタティックチャンネルグループ番号(1〜96)は有効範囲が重複していますが、それぞれの番号は独立しているため同じ番号を使用してもかまいません。
Note - 対向機器でMarkerプロトコル(分散の再送処理を制御するプロトコル)のGenerator/receiverが有効になっていると、LACPのネゴシエーションに失敗する場合があります。その場合は対向機器において、MarkerプロトコルのGenerator/receiverを無効化してください。
Note - マルチキャストパケットの受信中にLACPチャンネルグループのメンバーポートをリンクダウンさせると、「HSL: ERROR: Can't find multicast」、「FDB entry : Port port1.0.3 mac (0100.5e00.0002) VID 20」のようなログメッセージが出力されますが、動作には影響ありません。
awplus(config)# interface port1.0.1-port1.0.10 ↓ awplus(config-if)# channel-group 1 mode active ↓ |
awplus(config)# interface po1 ↓ |
awplus(config)# interface port1.0.9-port1.0.10 ↓ awplus(config-if)# no channel-group ↓ |
awplus(config)# interface port1.0.1-port1.0.8 ↓ awplus(config-if)# no channel-group ↓ |
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