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CentreCOM x510シリーズ・AT-IX5-28GPX コマンドリファレンス 5.4.3
 
 
auth-web enable
 
  
  
  モード: インターフェースモード
    
  
  
  カテゴリー: インターフェース / ポート認証
  
  
  
  
	  	    
(config-if)# [no] auth-web enable
  
	対象スイッチポートでWeb認証(ポート認証)を有効にする。
no形式で実行した場合は対象スイッチポートでWeb認証(ポート認証)を無効にする。
初期設定は無効。
実際にWeb認証(ポート認証)を使用するためには、システム全体でもWeb認証を有効にする必要がある(aaa authentication auth-webコマンド)。
  
    
  
      
    使用例
			    ■ スイッチポート1.0.1〜1.0.12でWeb認証を有効化する。
| awplus(config)# interface port1.0.1-1.0.12 ↓
awplus(config-if)# auth-web enable ↓
 | 
  
    
    
    
  
      
    注意・補足事項
			    ■ プライベートVLANの所属ポートではWeb認証を使用できない。
■ ポートセキュリティーが有効なポート(switchport port-securityコマンド)ではWeb認証を使用できない。
■ タグ付きポートでもWeb認証を使用できる。ただしその場合は以下の注意事項がある。
- タグ付きポートではダイナミックVLANを使用できない。
 
- タグ付きポートではゲストVLANを使用できない。
 
- タグ付きポートではホストモードをMulti-Supplicantモードに設定すること(auth host-modeコマンドでmulti-supplicantを指定)。他のモードはサポート対象外
 
- VLAN間の移動はサポート対象外。認証済みSupplicantが同一ポート上の別のVLANに移動した場合、移動前のVLANでSupplicant情報がタイムアウトして削除されるまで、該当Supplicantはすぐに再認証を受けることができない。このような場合は、移動前に明示的にログアウトする必要がある。
 
■ トランクグループ(スタティック、LACPとも)でもWeb認証を使用できる。ただしその場合は以下の注意事項がある。
- トランクグループ上では、個別メンバーポートのリンクダウンではなく、トランクグループ全体(saX、poXインターフェース)のリンクダウンによって認証が解除される。
 
- トランクグループ上では、リンクアップしているメンバーポートが増えたときにも認証が解除される(たとえば、トランクグループ内で2ポートUp、2ポートDownの状態から3ポートUp、1ポートDownの状態になると認証が解除される)。
 
■ 認証機能の有効なポートでは認証成功時にスパニングツリープロトコルのトポロジーチェンジが発生する。これを回避するには、spanning-tree edgeportコマンドを実行して、該当ポートをエッジポートに設定すればよい。
■ Web認証を行うユーザーのユーザー名とパスワードには、& と = を使わないこと。これらの記号が含まれているとWeb認証に失敗する。本製品のRADIUSサーバー機能(ローカルRADIUSサーバー)ではもともとこれらの記号が禁止されている(userコマンド)が、外部のRADIUSサーバーを使う場合には注意が必要。
■ LACPチャンネルグループインターフェースにポート認証を設定することはできない。ポート認証は、LACPの各所属ポートのインターフェースに設定する必要がある。もし、LACPチャンネルグループインターフェースにポート認証を設定した場合は、以下のメッセージが表示され、自動でLACPメンバーポートのインターフェースにポート認証の設定が反映される。
This command has been deprecated and may be unsupported in future releases
また、LACPの各所属ポートのインターフェースに設定した場合、自動的にチャンネルグループインターフェースに設定される。
■ Web認証を使用するときは、service httpコマンドで設定用Webサーバー(Web GUIサーバー)を無効化しないこと。
■ DHCP SnoopingとWeb認証は併用できない。
  
    
    
    
  
      
    コマンドツリー
    
    
                            interface (グローバルコンフィグモード)
                        |
          +- auth-web enable(インターフェースモード)
    
    
    
    
    
    
  
  
      
    関連コマンド
			    aaa authentication auth-web(グローバルコンフィグモード)
service http(グローバルコンフィグモード)
show auth-web(特権EXECモード)
show auth-web diagnostics(特権EXECモード)
show auth-web sessionstatistics(特権EXECモード)
show auth-web supplicant(特権EXECモード)
spanning-tree edgeport(インターフェースモード)
  
    
    
  
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