[index] CentreCOM x510シリーズ・AT-IX5-28GPX コマンドリファレンス 5.4.3
  
  モード: インターフェースモード
    
  
  
  カテゴリー: トラフィック制御 / Quality of Service
  
  
(config-if)# wrr-queue weight <1-15> queues QUEUELIST
対象スイッチポートの指定した送信キューでWRR(重み付きラウンドロビン)スケジューリングを使用するよう設定する。
WRRを使用するよう設定されたキューの間では、各キューの重み付け(weight)に基づきラウンドロビンでパケットが送信される。ただし、WRRキューからの送信は、絶対優先キューがすべて空になっているときだけ行われる。
| <1-15> | WRRスケジューリングにおける送信キューの重み付け値。WRRを使う送信キュー間における該当キューからの送信比率(パケット数ではなくデータ量)を指定する。たとえば、WRRを利用する2つのキューがそれぞれweight 1、weight 4の重み付け値を持つ場合、前者から1単位のデータを送信する間に後者からは4単位のデータが送信される | ||||
| QUEUELIST :=  | {<0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7>}  | ||||
| 送信キュー番号のリスト。スペース区切りで複数指定が可能 | |||||
■ ポート1.0.13に対し、すべての送信キューでWRRスケジューリングを用いるよう設定する。各キューからの送信比率は、上位キューから10:10:5:5:2:2:1:1とする。
| awplus(config)# interface port1.0.13 ↓ awplus(config-if)# wrr-queue weight 10 queues 7 6 ↓ awplus(config-if)# wrr-queue weight 5 queues 5 4 ↓ awplus(config-if)# wrr-queue weight 2 queues 3 2 ↓ awplus(config-if)# wrr-queue weight 1 queues 1 0 ↓ | 
| awplus(config)# interface port1.0.14 ↓ awplus(config-if)# priority-queue 7 ↓ | 
■ 本コマンドを実行するには、あらかじめQoS機能を有効にしておく必要がある(mls qos enableコマンド)。
    
                            interface (グローバルコンフィグモード)
    
                        |
          +- wrr-queue weight(インターフェースモード)
    
    
    
mls qos enable(グローバルコンフィグモード)
priority-queue(インターフェースモード)
show mls qos interface(非特権EXECモード)
show mls qos interface queue-counters(非特権EXECモード)
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