[index] CentreCOM x510シリーズ・AT-IX5-28GPX コマンドリファレンス 5.4.4

atmf virtual-link

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: アライドテレシスマネージメントフレームワーク(AMF) / コマンド


(config)# atmf virtual-link id <1-32> ip A.B.C.D remote-id <1-32> remote-ip A.B.C.D

(config)# no atmf virtual-link id <1-32>


AMF仮想リンクを設定する。
no形式で実行した場合はAMF仮想リンクを削除する。

AMF仮想リンクは、IPv4ネットワーク経由でAMF対応スイッチ同士を接続し、AMFパケットの送受信を行う仮想的なポート(トンネルエンドポイント)およびリンク(トンネル)のこと。

AMF仮想リンクでは、AMFパケットをIPパケットに載せて運ぶため、IPによる通信が可能であれば、AMF対応スイッチ間にAMF非対応機器が介在していてもAMFネットワーク上は2台が直結されているかのように扱うことができる。

また、通常のAMF接続ポートでは、1つの物理ポートに複数のAMFノードを接続することはできないが、AMF仮想リンクを使用すれば同一物理ポート上に複数のAMFノードを接続することが可能となる。


パラメーター

id <1-32> ローカルID
ip A.B.C.D ローカル側のIPアドレス
remote-id <1-32> リモートID
remote-ip A.B.C.D リモート側のIPアドレス


使用例

■ センター側のAMFノードHQ001(10.1.1.1)と、リモート側のAMFノードBR101(10.10.10.1)の間にAMF仮想リンクを設定する。
ローカル/リモートのIDとIPアドレスは、対向ノードと逆に設定すること。

HQ001(config)# atmf virtual-link id 1 ip 10.1.1.1 remote-id 1 remote-ip 10.10.10.1


BR101(config)# atmf virtual-link id 1 ip 10.10.10.1 remote-id 1 remote-ip 10.1.1.1


注意・補足事項

■ AMF仮想リンクの設定可能数は下記のとおり。

機種
設定可能数
SwitchBlade x8100、SwitchBlade x908 32
x900/x610/x510シリーズ、AT-IX5-28GPX 20
x310/x230/x210/x200シリーズ 6(推奨は1)


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- atmf virtual-link(グローバルコンフィグモード)


関連コマンド

show atmf links(特権EXECモード)
show atmf links statistics(特権EXECモード)
show atmf nodes(特権EXECモード)
show atmf virtual-links(特権EXECモード)



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