[index] CentreCOM x510シリーズ・AT-IX5-28GPX コマンドリファレンス 5.4.4
  
  モード: グローバルコンフィグモード
    
  
  
  カテゴリー: 運用・管理 / SNMP
  
  
(config)# [no] snmp-server host TRAPHOST [traps] [version 1] COMMUNITY
(config)# [no] snmp-server host TRAPHOST [traps|informs] version 2c COMMUNITY
(config)# [no] snmp-server host TRAPHOST [traps|informs] version 3 SECLEVEL USER
SNMPコミュニティーに通知メッセージ(TRAPおよびInform Request)の送信先ホストを追加する。
no形式で実行した場合は、指定した送信先ホストを削除する。
TRAPHOST :=  | 
{A.B.C.D|X:X::X:X}  | 
||||
| 通知メッセージの送信先アドレス | |||||
A.B.C.D | 
通知メッセージの送信先IPv4アドレス | ||||
X:X::X:X | 
通知メッセージの送信先IPv6アドレス | ||||
traps|informs | 
通知メッセージの形式。次の2つから選択する。省略時はtraps | ||||
traps | 
通知メッセージをTRAP形式(応答確認なし)で送信する場合に指定する。TRAPのフォーマットはversionで指定する。version 1および2cのときはCOMMUNITYパラメーターでコミュニティー名を指定すること。また、version 3のときはSECLEVELでセキュリティーレベルを、USERでユーザー名を指定すること | ||||
informs | 
(v2c/v3)通知メッセージをInform Request形式(応答確認あり)で送信する場合に指定する。version 2cおよび3のときだけ有効。version 2cのときはCOMMUNITYパラメーターでコミュニティー名を指定すること。また、version 3のときは、USERパラメーターでSNMPユーザー名を指定すること | ||||
version {1|2c|3} | 
通知メッセージのバージョン。省略時は1と見なされる | ||||
COMMUNITY | 
(v1/v2c)SNMPv1/v2cコミュニティー名 | ||||
SECLEVEL :=  | 
{auth|priv|noauth}  | 
||||
| (v3)通知メッセージの認証において求められるセキュリティーレベルを以下の3つから選択して指定する。USERパラメーターで指定するユーザーのセキュリティーレベルと同じレベルを指定すること | |||||
auth | 
認証あり・暗号化なし(authNoPriv) | ||||
priv | 
認証あり・暗号化あり(authPriv) | ||||
noauth | 
認証なし・暗号化なし(noAuthNoPriv) | ||||
USER | 
(v3)SNMPv3ユーザー名 | ||||
■ コミュニティー「viewers」所属のSNMPマネージャー「192.168.10.2」に対し、SNMP通知メッセージをバージョン2c TRAP形式で送信するよう設定する。
awplus(config)# snmp-server host 192.168.10.2 traps version 2c viewers ↓  | 
■ LACPを使用しトランクグループを作成した際、トランク越しにあるSNMPマネージャーでlinkDownトラップを受信できない場合がある。その場合は、該当するインターフェースにSNMPのリンクステータス通知メッセージを送信するまでの時間を設定(例:snmp trap link-status trap-delay 5)するか、送信先ホストの設定をする際に通知メッセージの形式としてinformsを指定すること。
■ スタティックチャンネルグループ越しにSNMPマネージャーが接続されている場合、スタティックチャンネルグループのメンバーポートをリンクアップした際、リンクアップトラップがSNMPマネージャーに送信されないことがある。その場合は、該当するインターフェースにSNMPのリンクステータス通知メッセージを送信するまでの時間を設定(例:snmp trap link-status trap-delay 5)するか、送信先ホストの設定をする際に通知メッセージの形式としてinformsを指定すること。
    
                            configure terminal (特権EXECモード)
    
                        |
          +- snmp-server host(グローバルコンフィグモード)
    
    
    
show snmp-server community(特権EXECモード)
show snmp-server user(特権EXECモード)
show snmp-server view(特権EXECモード)
snmp-server community(グローバルコンフィグモード)
snmp-server enable trap(グローバルコンフィグモード)
snmp-server user(グローバルコンフィグモード)
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